Spotify(スポティファイ)には、学生を対象にした割引サービスが用意されています。具体的に言えば、月額980円のプレミアムプランが学割を適用すると、月額480円まで下がります。中学生や高校生のみなさんからすれば、学割が効くなんて夢のようですよね。
しかしながら、喜ぶ前に、Spotifyの学割が対象としている学生の定義を具体的に把握しておく必要があります。実際のところ、Spotifyの学割は中高生にも適用されるのでしょうか?
この記事では、「Spotifyの学割は高校生も使えるのか?」という疑問について考察しています。また、学割を利用する方法や支払い方法、学割を使えない理由も紹介しているので、Spotifyを学生の身分で利用しようと考えている人たちは参考にしみてください。
Spotifyの学割は高校生も使えるのか?
さて、Spotifyの学割は高校生でも使えるのでしょうか?
結論から言えば、Spotifyの学割は高校生に適用できません。これに関しては、Spotifyの公式サイトにも次のように記述されています。
認証された大学や専門学校に在籍しており、18歳以上である場合は対象になります。最大4年間Premium Studentを利用できます。
Spotify公式サイト『Premium Student』より引用(最終確認日:2023年5月19日)
大学生や専門学生よりも中高生のほうが金銭的に厳しいのにもかかわらず、学割が使えないのは納得いかない人たちもいるかもしれませんが、ルールである以上は仕方がありません。進学するまで学割の利用は諦めましょう。
高校生でSpotifyの学割を使う裏技はあるのか?
けれども、なかには、どうしても高校生の身分でSpotifyの学割を使いたいと考えている人たちもいるかもしれません。いわゆる、「裏技」は存在しないのでしょうか?
残念ながら、高校生にSpotifyの学割を適用する裏技は存在しません。強いて言えば、お兄さんやお姉さんがSpotifyで認証可能な大学や専門学校に通っている場合、彼らに契約してもらって使うという発想はあるかもしれません。
しかし、Spotifyは全世代で使われているサービスである以上、家族も利用する可能性があります。1つのアカウントで複数の端末の同時再生は認められていないので、学割を代行してもらっても機能しなくなるおそれがあるので、現実的な施策とは言えないでしょう。
Spotifyで学割を登録するやり方
さて、Spotifyで認定されている大学や専門学校に在籍している場合、学割が適用されます。とはいえ、具体的に、どのような手順で学割を利用すればよいのでしょうか?
具体的なやり方は次のとおりです。
Spotifyで学割を利用する方法
- 手順1 学割専用ページにアクセスして「PREMIUMを利用する」を選択する。
- 手順2 「次へ」を押して所属している大学或いは専門学校と個人情報を入力する。
- 手順3 学校に在籍している事実を証明できる書類をアップロードする。
- 手順4 「学割プランに申し込む」をタップする。
- 手順5 年額と月額にいずれかを選択する。
- 手順6 クレジットカード或いはPayPalから支払い方法を選択して完了。
学校に在籍していることを証明できる書類の例
- 時間割表
- 成績証明書
- 履修登録確認書
- 学費領収書
- 入学証明書
なお、学割で契約したプレミアムプランを解約する場合は、Spotifyの公式サイトにアクセスして以下の手順でキャンセルの手続きを実行してください。
学割で登録したプレミアムプランの解約方法
- spotify.com/accountにログインします。
- [プラン] にある [プランを変更] をクリックします。
- [Spotifyをキャンセル] までスクロールして、[PREMIUMをキャンセル] をクリックします。
詳細に関してはSpotify公式サイトを参照してください。
学割の支払い方法
Spotifyで学割を適用する場合、支払い方法は限定される可能性はあるのでしょうか?
結論から言えば、学割を使う場合は支払い方法はクレジットカード或いはPayPalのいずかに決まっています。ギフトカードやプリペイドカードでは決済できないので注意してください。これに関しては、学生割引規約にも記述されています。
学生割引オファーの数量には限りがあり、これに達し次第学生割引オファーは終了します。Spotifyは、理由を問わずいつでも学生割引オファーを終了する権利を保有します。Spotifyは、学生割引オファー終了後はこれを履行する義務を負いません。ギフトカードやプリペイドカードは本オファーのための決済手段とはなりません。
Spotify公式サイト『Spotify®学生割引規約』より引用(最終確認日:2023年5月19日)
そのため、学割に対応した決済手段を用意してから申し込みの手続きを行ってください。
学割を適用できないときの対処法
なお、Spotifyの学割を利用する条件を満たしているのにもかかわらず、うまくいかない場合はどうすればよいのでしょうか?
これに関しては大きく3つの対処法があります。他のトラブルにも共通する解決策なので、覚えておいて損はないでしょう。
方法1 カスタマーサポートの専用ページで調べる
第1に、Spotifyの公式サイトに用意されているカスタマーサポートのページを使いましょう。
具体的には、Spotifyのサイト内検索エンジンに「学割」と入力すると、トラブルシューティングの関連ページが表示されます。
特に、「Premium Studentの認証が上手くいかない」という項目は問題解決に役立つ可能性があるのでチェックすることをおすすめします。
方法2 コミュニティの相談内容を見る
第2に、Spotifyがユーザー向けに設置しているコミュニティの相談内容を確認してみてください。
実のところ、Spotifyでは、エキスパートユーザーから迅速なサポートを受けることが可能な交流サイトが用意されています。
すでに学割に関する投稿が1万件を超えており、自分と関連するトラブルを見つけられる可能性が高いと考えられます。英語ができるなら、学割の適用に関する質問をするのもよいでしょう。
実際、サービスを利用している人たちの課題は共通していることが多いのでコミュニティでトラブルを解決するのは賢い仕組みであると言えます。
方法3 Spotifyに問い合わせる
第3に、Spotifyの問い合わせフォームで学割に関して質問してみましょう。
トラブルシューティング専用の記事コンテンツやコミュニティ以外にも、Spotifyはサービスで問題が起きたときのためにユーザーに対して問い合わせ窓口を設けています。そのため、自分で調べてもよくわからないときは思い切って連絡してみましょう。
なお、問い合わせするときはアカウントにログインする必要があります。
学生の身分を活用しよう
人生のなかでも学生生活は自由な時間が多い時期です。だからこそ、音楽を聞く時間もたくさんあるでしょう。数百円の割引ではありますが、大学なら4年分のディスカウントを受けられます。
金額にして2万円以上安くなるので、その分でライブに行ってみるのもよいかもしれません。学生の身分を多い活用してSpotifyの学割サービスを使ってみてくださいね。
コメント