自分の知り合いがディズニーのファンである場合、誕生日などのお祝い事に東京ディズニーランドや東京ディズニーシーのチケットをプレゼントしたいと思ったことのある人もいるはずです。せっかくの贈り物なら、相手が心から喜ぶものにしたいですよね。
とはいえ、日付が指定されたチケットを渡すと、相手にも予定がありますから困るに違いありません。実際のところ、好きなタイミングで自由に来場できるチケットを渡すことは可能なのでしょうか?
この記事では、ディズニーランドのチケットを日付指定なしでプレゼントしたいときの対処法を解説しています。相手の記憶に残る真心を贈りたい人たちは参考にしてみてください。
ディズニーランドで日付指定なしのチケットは売っているのか?
そもそもディズニーランドで日付指定なしのチケットは売っているのでしょうか?
残念ながら、ディズニーランドやディズニーシーでは、プレゼント用として使える日付指定なしのチケットは販売されていません。これに関しては、東京ディズニーリゾートの公式HPに掲載されている『よくある質問』でも次のように記述されています。
日付指定がなく、お好きな日を選んで利用できるパークチケット(オープン券)は販売しておりません。
東京ディズニーリゾート公式HP『よくある質問』より引用(最終確認日:2023年12月2日)
購入時に指定または来園前に入園予約した、入園日が指定されたパークチケットをお持ちの方に限りご入園いただけます。
日付指定なしのチケットが流通すると、パークの来場者数が不規則に増えるリスクが高くなります。その結果、日々の人数予測がしづらくなるわけです。このデメリットを考慮すると、プレゼント用として日付指定なしのチケットを売らない方針にしたのではないかと推定されます。
チケットを日付指定なしでプレゼントしたいときの対処法
それでは、どうしてもディズニーランドやディズニーシーのチケットを日付なしでプレゼントしたいときは、どうすればよいのでしょうか?
結論から言えば、楽天やYahooオークションなどのセカンダリーマーケットでディズニーリゾートの抽選景品を購入するという方法があります。
いわゆる、企業などの団体が主催している「ディズニーランドやディズニーシーのペアチケットをプレゼント!」という抽選キャンペーンに当選した人たちから日付を指定できるチケットを買い付けた事業者から、その権利を購入するわけです。
もし、楽天やYahooオークションなどでペアチケットを購入できない場合、JCBのギフトカードなどディズニーランドやディズニーシーのチケット代金に相当する商品券をプレゼントすることをおすすめします。現金を渡すのが不自然な関係にはちょうど良いと言えます。
日付指定なしのチケットをプレゼントするときの注意点
なお、ディズニーランドやディズニーシーで使える日付指定なしのチケットをプレゼントするときに注意しなければいけないことが3つあります。
注意1 引換可能な時期に上限がある
第1に、日付指定なしのチケットには引換可能な時期の上限が設定されています。
チケットに記載されている引換条件によってリミットは異なりますが、通常は当選者が商品を受け取ってから半年以内になっています。そのため、購入して手元に届く頃には6ヶ月よりも少ない日数で引換しなければいけないわけです。
せっかくのプレゼントも使用できなければ意味がありません。お金を無駄にするだけではなく、お互いに残念な気持ちになってしまうので、購入時に上限を必ずチェックするように心がけてください。
注意2 請求書が入っている場合がある
第2に、楽天やYahooオークションで購入した場合、日付指定なしのチケットには請求書も一緒に梱包されている可能性があります。
せっかくの贈り物なのに金額が記載された書類がセットになっていたら、相手に気を遣わせますよね。したがって、一度中身を開封したうえで梱包し直しましょう。封筒やラッピングを依頼できる業者もありますし、関連グッズも市販で売られていますから是非とも利用してみてください。
注意3 通常価格よりも高い
第3に、日付指定なしのチケットは通常の入場料よりも高くなっています。
例えば、楽天では、ディズニーランドとディズニーシーのペアチケットが27,000円で取引されています。2023年12月現在の入場料が最大で1人当たり10,900円ですから、約1.4倍くらい金額が高く設定されているのです。
セカンダリーマーケットで傭船チケットを販売して利益を上げる必要がありますから、通常価格よりも高く値段が設定されるのは当たり前ですよね。とはいえ、できるだけ安く済ませたいなら、チケット購入時に発生する費用と同等の金券を渡すことを推奨します。
商品券をプレゼントするのがよい
サプライズでディズニーリゾートのチケットをプレゼントしたい気持ちはわかります。けれども、なかには、半年以内のスケジュールが立て込んでいて、引き換えられないなんて人もいるかもしれません。その意味では、商品券をプレゼントするのは一番よいかもしれません。
ディズニーランドやディズニーシーのチケットを購入するときの支払い方法は現金とクレジットカード以外は使えません。それでも、JCBやamazonのギフトカードなどは日常生活で使えるシーンが多々ありますから、実質的に現金を渡しているのと同じです。
相手からしても用途を限定されない金銭的な価値を持つ商品券は使い勝手はよいですから、結果として本人が一番使いたいように利用できるのも大きな利点なのです。
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