驚くべきことに、過去にディズニーランドやディズニーシーのパレードに乱入して騒ぎを起こした人たちがいます。みんなが楽しみにしているイベントを台無しにするなんて、とても正気の沙汰とは思えませんよね。改めて、これまでにパレードの乱入事件はどのようなものだったのでしょうか?
この記事では、ディズニーのパレード男女乱入事件をまとめています。実際に、「乱入者がその後、どうなったのか?」という疑問にも言及しているので、気になる人たちは参考にしてみてください。
ディズニーのパレード男女乱入事件まとめ
さて、過去に起こったディズニーのパレード乱入事件は、どのようなものだったんでしょうか?
ここでは、日本と海外の事例も踏まえてトラブルの概要を紹介していきます。
その1 東京ディズニーランドの乱入事件
第1に、2022年12月13日に東京ディズニーランドの「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」というパレードの開催中に男性が乱入するという事件が起きました。
幸いにも、従業員がすぐに男を取り押さえてキャストやゲストに怪我はなかったものの、男は約2分間も暴れていたと言います。その様子を撮影した動画がソーシャルメディアで拡散されています。映像には、観客が困惑した姿も映っており、「夢と魔法の国」らしからぬ緊張感が走っていました。
その後、県警浦安署によると、男性は市原市に住む無職の50代であることが判明して、威力業務妨害で逮捕されたとのことです。女性ダンサーの気を引くために乱入したようで迷惑をかけるつもりはなかったとのことですが、その場にいた人たちを恐怖に陥れるとんでもない迷惑行為だったと言えます。
その2 ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーの乱入事件
第2に、2023年にカリフォルニア州アナハイムにある「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」で女性がパレードのフロートに乗り込む事件がありました。
フロートに乗った女性は何度か投げキッスをして、すぐさま観客がいる場所に戻っていきました。その様子はソーシャルメディアでも投稿されています。暴れ回ったわけではないにせよ、近くにいたグーフィーが困惑するなどパレードの進行に影響をもたらしたことは確かです。
その映像を見ていた人たちからは「生涯、出入り禁止にしてほしい」などの怒りのコメントが数多く寄せられ、ファンの気持ちを踏みにじる迷惑行為だったと言えるでしょう。
なお、その後、女性が処罰を受けたかどうかは不明です。しかし、映像が流出している以上、出禁になっている可能性はあると考えられます。
その3 カリフォルニア・ディズニーランドの乱入事件
第3に、2023年にカリフォルニア・ディズニーランドで男性が「イッツ・ア・スモールワールド」内を全裸で俳諧して逮捕されました。パレードではないものの、世界的に話題になった乱入事件です。
ソーシャルメディアに投稿された映像を見ると、男性はメガネと下着姿でアトラクションの舞台をうろついており、言葉に表しがたい不気味な雰囲気が漂っています。利用客からの注意にも反応することなく、好き勝手にしています。
最終的には、警備員と警察官に連れていかれました。公然わいせつに加えて、規制薬物を使用していた疑いがあるとのことで病院に行ったようです。子どもたちも多いなかで、あまりにもショッキングな出来事だったと推察されます。
リアルタイムの映像がSNSで配信される
ディズニーのパレード乱入事件は、いずれも観客によって撮影されていました。その後、映像がXやTikTokなどのソーシャルメディアに投稿されて、世界中のユーザーが視聴しています。
今もなお、その動画が消えることはなく、乱入事件を起こした男女ともに生涯にわたってネット上に悪事を記録されることになったわけです。すなわち、デジタルタトゥーとなって、これからも「ディズニーのパレード乱入者」の情報と一緒に彼らの姿が永遠に世の中に晒されていくでしょう。
スマホとソーシャルメディアが庶民による監視と記録を可能にさせたことで、リアルタイムで映像が共有される時代です。目に見える範囲の人たちだけでは完結しないので、当事者が納得して解決しても世間が許さない状態になる可能性も高いと言えます。
その結果、穏便に済ませるような計らいはできず、悪事には徹底的に制裁を加えるという厳しい時代になったと言えます。迷惑を被った人たちからすれば、良い社会なのかもしれません。ただ、一方で更生しづらい世の中になったとも言えるでしょう。
せっかくの旅行が台無しになる
ディズニーのパレード乱入は絶対に許される行為ではありません。長期休暇で旅行を楽しみにしていた人たちからすれば、貴重な時間を台無しにされた気分に違いないでしょう。その意味では、抑止力としても迷惑行為を働く人たちを厳しく取り締まる姿勢はとても重要です。
実際、大人が声を荒げて暴れ回る様子を見て、トラウマになる子どもたちもいるかもしれません。それはディズニーに関わる全ての人たちにとって莫大な損失になります。例えば、子どもがディズニーに行くのが怖くなれば、大人になって自分の子どもを連れて行く機会が失われるわけです。
たった一人のトラウマがそれ以降に生まれる人たちへの影響にも繋がるかもしれないのです。改めて、大勢の人たちに迷惑をかける行為として、どれだけ厳しい制裁が待ち受けているのかを認知させていく必要があるでしょう。
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