USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のバックドラフトは、オープン当初からある歴史あるアトラクションです。迫力ある演出が人気でしたが、2020年9月に休止してしまいました。
いつまで経っても、復活しないことから「なくなったのか?」と心配する声もあるようです。実際のところ、バックドラフトは廃止されてしまったのでしょうか?
この記事では、「USJのバックドラフトはなくなったのか?」という疑問について考察しています。廃止の理由や事故の有無もまとめているので、バックドラフトについて気になっている方たちは参考にしてみてください。
USJのバックドラフトとは?
USJの公式サイトより引用(最終確認日:2024年1月31日)
USJのバックドラフトとは、ロン・ハワードが監督を務めた映画『バックドラフト』を題材にしたショー・アトラクションです。乗り物ではなく、建物の内部を歩いて進みながら、大迫力の爆発や迫りくる炎をリアルに体験できるコンテンツです。
USJのバックドラフトはなくなった?
USJのバックドラフトはなくなったのでしょうか?
結論から言えば、2023年5月にUSJのバックドラフトは廃止されました。それと同時に、「ターミネーター 2:3-D」の終了も発表されています。
オープン当初からある人気アトラクションだったので、USJのファンたちからは惜しむ声もありましたが、復活することなく終わってしまいました。
建物も解体されて、今は跡形もない状態になっています。跡地には新しいアトラクションが建設される模様ですが、その内容はまだ公開されていません。
USJのバックドラフトが廃止された理由
それでは、USJのバックドラフトがなくなったのは、どうしてなのでしょうか?
一部では、新型コロナウイルスの感染拡大が原因であると言われていますが、事実ではありません。USJの発表によれば、今後の計画に向けて廃止を決定したとのことです。すなわち、新しいアトラクションの建設など未来に備えた前向きな理由であると言えます。
「ターミネーター 2:3-D」や「スパイダーマン」もまた終了したことを踏まえると、USJが大規模な構想を考えている可能性はありますよね。ファンのなかには、「ワイルドスピード」や「トランスフォーマー」に関するアトラクションができると予想している人たちもいます。
USJは世界トップクラスのテーマパークとして認知されており、日本ならではのサブカルチャーとコラボレーションしたイベントや乗り物の新設も盛んです。したがって、廃止されるアトラクションがある一方で、今後も来場者を魅了する面白いコンテンツが誕生するでしょう。
バックドラフトで事故は起きたのか?
なお、バックドラフトで来場者が怪我をするような事故は過去に起きているのでしょうか?
これに関しては、USJのバックドラフトで怪我や死亡などの事故は過去に一度も起きていません。いうまもでなく、USJでは来場者の安全を守るために厳しい水準で管理が徹底されています。
そのため、休止されるまでの間でゲストの身に危険が及ぶようなトラブルはありませんでした。決して事故が原因で廃止されたわけではないので誤解しないように注意してください。
新しいアトラクションが楽しみ!
ファンからすれば、バックドラフトがなくなってしまったのは寂しいことに違いありません。オープン当初からある歴史あるアトラクションだったので、最近になってUSJを好きになった人たちからすれば一度は体験しておきたかったと後悔することもあるでしょう。
けれども、USJが物理的な空間である以上、古いアトラクションが廃止されると同時に、新しいアトラクションが誕生するはずです。ディズニーとは違って、多様なキャラクターをモチーフにできることもあって、その可能性は無限大です。
なお、2024年には、スーパー・ニンテンドー・ワールドの敷地面積が拡大され、新しいアトラクションの「ドンキーコング・カントリー」が誕生する予定です。今後、日本国内でも人気キャラクターをモチーフにした面白いアトラクションやイベントが作られる可能性があるので、楽しみに待っておきましょう。
コメント