AirpodsやAirpods Proをケースから出したときに知らない人の端末に接続して焦った経験のある人たちもいるはずです。一度に接続可能な端末はひとつですから、解除しないと使えません。それに見ず知らずの人の端末と自分のワイヤレスイヤホンが繋がっているのも気持ち悪いですよね。
実際のところ、どうすれば解除できるのでしょうか?
この記事では、Airpodsが他人のiPhoneに接続した時に解除する方法を解説しています。また、そもそも他人の端末に繋がらないように設定のやり方も紹介しているので、Airpodsを持っている人たちは参考にしてみてください。
Airpodsが他人のiPhoneに接続した時に解除する方法
さて、自分のAirpodsが他人のiphoneに接続したときに解除するには、どうすればよいのでしょうか?
これに関しては、Airpodsをリセットすることで他人のiPhoneとの接続状態を解除できます。その具体的な方法は次のとおりです。
Airpodsが他人のiphoneに接続した時に解除する方法
蓋を閉じてから30秒が経過するまで放置してください。
その後、Airpodsを再接続します。Airpodsをケースに入れて蓋を開いたまま、iPhoneやiPadの近くに置いてペアリングを行ってください。
なお、自分のiPhoneとAirpodsが接続している場合は、「設定」から「Bluetooth」の順に選択します。Airpodsの横に表示されるiのマークをタップして、「このデバイスの登録を解除」をタップしてください。
「このデバイスの登録を解除」のボタンを押すと、iCloudアカウント上のすべてのデバイスから消去されるため、他人に接続したiPhoneとの紐付けを解除されるわけです。
ほかの人に繋がらないようにするポイント
それでは、そもそも他人のiPhoneとAirpodsが繋がらないようにするには、どうすればよいのでしょう?
ここでは、注意すべきポイントについて説明していきます。
その1 最初の接続は一人でいるときに行う
第1に、Airpodsを購入したときに行う最初の接続は一人でいるときに実行しましょう。
ペアリングが完了すれば、Airpodsを耳に付けるたびに自分のiPhoneと自動的に接続します。けれども、初期状態では、どの端末とも繋がるおそれがあるので、最初が肝心なわけです。
そのため、家電量販店で購入した後に、すぐ使いたいからといって不特定多数の個人が集まっている場所でケースを開けるなどの行為は控えてください。
その2 電車で蓋を開けたり閉めたりしない
第2に、電車でAirpodsの蓋を開けたり閉めたりしないように注意してください。
Airpodsのケースを開けると接続がiPhoneとの接続が開始されます。そして、閉じるたびに接続が遮断されるのですが、何度も繰り返しているうちにエラーが出るおそれがあります。特に、この手の反復行動は癖になっている人もいるので、意図せず他人のiPhoneとリンクしてしまうかもしれないのです。
周りの人からしても、ケースを開くたびに他人のAirpodと端末が結びつこうとするのは迷惑ですから、電車をはじめ人が集まっている場所ではケースの開け閉めは控えることを推奨します。
その3 中古品は必ずリセットする
第3に、Airpodsの中古品を購入した場合、稀に元の所有者が接続していたiPhoneの情報が残っている可能性があります。
そのため、自分の端末とうまく繋げられないという問題が起きることがあるわけです。実際のところ、商品を手放そうとしている人からすれば、売れて金銭になりさえすればよいので、次の所有者を考慮していないかもしれないのです。
これに関しては、リセットして初期化さえ実行すれば問題ありません。上記で紹介している手順にしたがって、Airpodsに紐づくデバイス情報を削除してください。
とにかくリセットしよう
他人のiPhoneと接続しても焦る必要はありません。リセットの手続きさえ完了すれば、自分のiPhoneと接続できる状態にちゃんと戻ります。そのため、そもそも本体を所有している限り、他人の端末と繋がったところで、大したトラブルにはならないので安心してください。
いずれにしても、iPhoneとAirpodsと接続するときは自分ひとりでいるときが望ましいと言えます。早る気持ちも理解できますが、最初の接続だけは一人で確実に端末と繋げられる環境で行ってください。その一手間をかけるだけで、この問題は起こらなくなると言えるでしょう。
コメント