みなさんの会社でベネフィット・ステーションの福利厚生サービスを導入している場合、ディズニーランドやディズニーシーのチケットを割安で購入できると聞いたことのある人もいるはずです。しかし、いざ購入しようと思ってサイトにアクセスしても、見つからずに困惑している人たちもいるかもしれません。
実際のところ、どうなのでしょうか?
この記事では、「ベネフィット・ステーションのディズニーはなくなったのか?」という疑問について考察しています。また、チケットの買い方や福利厚生の割引率も紹介しているので、会社の福利厚生でディズニーランドやディズニーシーに行こうと考えている人たちは参考にしてみてください。
ベネフィット・ステーションとは?
ベネフィット・ステーションとは、株式会社ベネフィット・ワンが開発した従業員向けの福利厚生を提供するサービスです。ベネフィット・ステーションを導入すると、レストランやホテル、スポーツジムなど、従業員の趣味・嗜好に合わせて幅広いジャンルの商品やサービスに割引が適用されます。
近年では、Netflixのサブスクなどデジタルサービスに関する割引プランも用意されています。実際、会社で自前の福利厚生サービスを用意する必要がないので、便利な仕組みと言ってよいでしょう。
この中に、ディズニーランドのチケットを割引するプランがあったわけです。なお、ベネフィット・ステーションの詳細について知りたい場合は、公式HPにアクセスしてみてください。
ベネフィットディズニーはなくなった?
さて、ベネフィット・ステーションの福利厚生サービスからディズニーチケットの割引はなくなったのでしょうか?
残念ながら、ベネフィット・ステーションでは、ディズニーチケット単体に対する割引サービスはなくなってしまいました。
おそらく、転売防止のために廃止されたと考えられます。例えば、ディズニーチケットを1,000円でも安く購入できれば、500円引きにしてメルカリなどのセカンダリーマーケットで売れるわけです。もし大量に買い付けされると、仕組みが破綻してしまうので継続するリスクが高いと判断した可能性があります。
ただし、ホテルミラコスタやディズニーランドホテルなどの宿泊に関するプランは用意されています。ディズニーランド関連のホテルに宿泊すると、通常よりも15分前に入園できる「ハッピーエントリー」という特典を利用できるので、人気アトラクションを待ち時間なく早く利用できます。
すなわち、本当にディズニーランドに行く予定の人たちに向けてサービスを提供できるように改変したと考えられます。
なお、JTB店舗で宿泊もしくはパッケージツアーを予約購入すると、「東京ディズニーランド」或いは「東京ディズニーシー」のチケットを割引する予約観光券の申し込みが可能になる場合があります。補助金額は大人と中人が1000円、小人は500円の割引になります。ただし、年度で最大4枚までという制限があります。
ベネフィットでディズニーチケットを買う方法
繰り返しになりますが、ベネフィット・ステーションでは、ディズニーチケット単体を購入できません。けれども、ディズニーランドホテルの宿泊プランを予約することは可能です。
そのやり方は以下のとおりです。
ベネフィットステーションでディズニーのホテルを予約する方法
東京ディズニーセレブレーションホテル、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーランドホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの4種類から選択できます。
いくつかのプランを選択できるので、自分たちの希望にあったものを選択して購入手続きを行なってください。
コーポレートプラグラムや株主優待なら安くなる
残念ながら、ベネフィット・ステーションで提供されていたディズニーチケット単体での割引サービスは廃止されてしまいました。
ディズニーチケットを外部サービスを介さずに安く買おうと思ったら、コーポレートプログラム、株主優待券の特典を利用する以外にありません。それぞれの割引は以下のとおりです。
コーポレートプログラム | 株主優待券 |
---|---|
2000円引き | 無料 |
なお、株主優待券の転売は禁止されているので、ヤフーオークションやメルカリなどの中古品販売プラットフォームで購入するのはやめておきましょう。当日、ゲートで利用できないおそれがあります。
そのほかにも、楽天などのポイント還元やJTBなどの旅行会社が提供するパッケージで実質的に安く購入するという方法もあります。
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