毎年11月14日は「埼玉県民の日」です。本来、埼玉と東京ディズニーランドや東京ディズニーシーは無関係のように見えますが、「その日だけ埼玉に住んでいる人たちのチケット料金が無料になる」という噂を聞いたことがある人たちもいるようです。
実際、埼玉県民の労いでディズニーリゾートをタダで体験できたら嬉しいですよね。果たして、本当に埼玉県民の日に埼玉在住の人たちだけが優遇されて無料になるなんてことはあるのでしょうか？
この記事では、「埼玉県民の日にディズニーチケットは無料になるのか？」という疑問について考察しています。また、11月14日に東京ディズニーランドや東京ディズニーシーが混む可能性にも言及しているので、埼玉に住んでいる人たちは参考にしてみてください。
埼玉県民の日とは？
埼玉県民の日とは、毎年11月14日に設定されている記念日です。この日が選ばれた理由は、1871年（明治4年）の廃藩置県により、現在の埼玉県の範囲がほぼ確定した日である11月14日に由来しています。
埼玉県民の日にディズニーチケットは無料になる？
さて、埼玉県民の日にディズニーチケットが無料になることはあり得るのでしょうか？
残念ながら、埼玉県民の日だからといって、ディズニーチケットが無料になることはありません。過去にも、そのような事例は一切ないので、誤解しないように注意してください。
基本的に、群馬県民の日や千葉県民の日などの各都道府県の記念日にディズニーチケットをタダで提供することはありません。
しかし、埼玉県民の日とは関係なく埼玉在住であることを条件に東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのチケット代金を最大500円まで割引する「首都圏ウィークデーパスポート」というプランは存在します。ひと昔前に販売されていた「県民パスポート」と同じ位置づけと言ってよいでしょう。
具体的には、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県、山梨県に住んでいる人、学校に通っている人、そして働いている人が対象になります。なお、2023年の販売概要は以下の通りです。
| 「首都圏ウィークデーパスポート」の販売状況（2023年） | |
|---|---|
| 項目 | 内容 |
| 内容 | 東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーのどちらかのパークへ 1 日のみ入園できるパスポート |
| 対象者 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県、山梨県に在住、在勤、在学している人 |
| 対象期間 | 4 月 6 日（木）～7 月 21 日（金）までの月曜日～金曜日 |
| 販売場所 | ・東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト ・ディズニーホテルおよびオフィシャルホテル、パートナーホテル ・主な旅行会社、 ・主なコンビニエンスストア ・ディズニーストア |
ディズニーが混む可能性はあるのか？
なお、埼玉県民の日にディズニーランドやディズニーシーが混雑する可能性はあるのでしょうか？
結論から言えば、埼玉県民の日は混む可能性が高いと予想されます。なぜなら、公立の小学校、中学校、県立の高校では、埼玉県民の日は休日になるため、ディズニーランドやディズニーシーに行く計画を立てる人たちもいるからです。
埼玉県民以外は平日だと仕事や学校があるため、土日祝日と比べて狙い目なわけです。ただ、埼玉県の人たちが集まってしまうという意味では結果として混雑します。そのほかの県民の日も比較的に混みやすいのでパークインの日程と被らないようにするのは賢い選択と言えるでしょう。
なお、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの混み具合を予想するサイトがいくつかあります。これらの情報を総合してみると、11月14日の状況がイメージできるはずです。これに関しては、以下の記事で詳しく記載しているので、興味のある人たちは読んでみてください。
電車は混む？
また、埼玉県民の日は電車が混むのでしょうか？
これに関しては、休みを利用して遠出する人たちが増える可能性が高いので、電車もいつもより混み合うことが予測されます。とりわけ、その年の11月14日が金曜日や月曜日などの休日前後に位置して連休状態が成立する場合、旅行するには最適な環境が整います。
したがって、埼玉県で在住、在学、在職する人たちが電車を利用する機会も必然的に増加することが考えられるのです。
県民の日を利用してディズニーランドに行こう！
埼玉県民の日だからといって、ディズニーチケットが無料になることはありません。けれども、「首都圏ウィークデーパスポート」を利用すれば、数百円単位ではありますが安く購入することは可能です。
必ずしも対象期間に11月14日が含まれるとは限りませんが、ディズニーリゾートの公式HPで詳細な情報をチェックしてください。2023年を参考にすると、2月中には何らかのリリースがあるはずです。
埼玉県民の人を「休日」にしている企業や団体もあるため、旅行するのにはぴったりの日であるとも言えます。せっかくなら、この日を利用してディズニーランドやディズニーシーで楽しむのもよいかもしれないです。
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