カラオケは何歳から子供だけで入れるのか?気になる料金や危険性を考察

カラオケは何歳から子供だけで入れるのか?気になる料金や危険性を考察

子供が大きくなるにつれて、「友達とカラオケに行きたい」と相談されることもあるかもしれません。しかし、親からすれば何歳から子供たちだけのカラオケを許可すべきなのでしょうか。その基準を検討するためにも、店舗側の規制内容を知るのはよい判断材料になるかもしれません。

そもそも、カラオケを自由に利用できるのは何歳からなのでしょうか?

この記事では、「カラオケは何歳から子供だけで入れるのか?」という疑問について考察しています。また、気になる料金の目安や危険性も紹介しているので、親子ともどもに参考にしてみてください。

目次

カラオケは何歳から子供だけで入れるのか?

さて、カラオケは何歳から子供だけで利用できるのでしょうか?

結論から言えば、保護者の同意が事前に確認できる場合、年齢に関係なく子供だけで利用可能です。これに関しては、大手カラオケ店のビックエコーやカラオケ館でも、公式ホームページに次のように記載しています。  

小学生だけでの利用は可能ですか?保護者はいません。

防犯上の観点や安全面を考慮して、小学生以下のお客様だけでのご利用はご遠慮させていただいております。ご同伴でご来店され、保護者の方のご確認をさせていただけた場合や、事前に保護者の方より電話にてご連絡を頂戴し、保護者の方のご確認をさせていただけた場合には、小学生以下のお客様だけでもご利用が可能となります。また、当日に小学生以下だけでご来店された場合に関しましては、その場でお子様より保護者の方に電話連絡をしていただき、保護者の方のご確認をさせていただけた場合には、ご利用が可能となります。

ビックエコー公式HP『小学生だけでの利用は可能ですか?保護者はいません。』より引用(最終確認日:2023年3月6日)

小学生のみで利用できますか?

ご利用の年齢制限はしておりませんので、ご利用いただけます。ご利用可能時間につきましては、保護者同伴では無い場合、青少年保護条例等に基づき「16歳未満の方のご利用は18時まで、18歳未満の方のご利用は22時まで」とさせていただいております。

ビックエコー公式HP『小学生だけでの利用は可能ですか?保護者はいません。』より引用(最終確認日:2023年3月6日)

上記の引用を踏まえると、小学生以下の子供だけでも親の許可さえ得られるならば、カラオケに入店できると言えるでしょう。

ただし、一般社団法人日本カラオケボックス協会連合会が公開する青少年の非行防止に向けたカラオケボックス運営における「自主規制基準」では、16歳未満の子供たちに対して18時以降の利用を制限しています。ほとんどのカラオケ店は、この基準に従っていることに留意しておきましょう。

なお、保護者の同意が得ている限り、カラオケ店の利用に特段の年齢制限はないとはいえ、治安の悪い繁華街など子供たちだけでは危険な場合があるのも事実です。親子でよく相談して、カラオケの利用を検討してください。

子供だけでカラオケを利用する場合の料金

子供だけでカラオケを利用する場合は、どれくらいの料金が必要なのでしょうか?

これに関しては、各カラオケ店が設定している料金体系によって異なりますが、原則として通常料金が発生すると考えてよいでしょう。保護者と同伴の場合は、室料が無料になるなどのファミリー割引の対象になりますが、子供たちだけだと特典が発生しないのが通例です。

具体的な金額は各店舗によって違う可能性が高いので、来店する前に電話をかけて確かめておきましょう。

小学生以下の子供たちだけで利用するときの注意点

また、小学生以下の子供たちだけでカラオケを利用するときは、どのようなことに注意すればよいのでしょう?

ここでは、大きく3つの気を付けるべきことを紹介していきます。

注意1 防犯ブザーを持たせる

第1に、子供たちに防犯ブザーを持たせるように心がけてください

カラオケ店は防音対策が施されているため、万が一、変質者が部屋に入ってきた場合、助けてを呼んでも気づいてもらえないおそれがあります。だからこそ、140dB以上の音が鳴るブザーを持たせておいたほうが安全です。

これは落雷が近くに発生したときのインパクトと同じくらいの音量です。そのため、防音対策が施されたカラオケボックスの外でも聞こえる可能性があります。未成年を狙った犯罪も増えているので、1台持たせておくと安心です。

注意2 トラブルがあったときはすぐに連絡させる

第2に、トラブルがあったときにはすぐに連絡するように伝えましょう

やはり、小学生以下の子どもたちですから、どんなにしっかりしているようでも問題が起きたときは、保護者が迅速に対応する必要があります。特に、緊急事態のときは1分1秒の違いが命取りになります。「何かがおかしい」と思ったときは保護者同士で連携して現場にすぐに向かうことを推奨します。

子供たちには警察や救急車の呼び方、そして店舗スタッフを頼る方法を具体的に指導したうえで、すぐに電話をかけることを条件にカラオケで遊ぶことを許可しましょう。

注意3 保護者も同伴したほうがよい

第3に、やはり小学生以下の場合は保護者も同伴したほうがよいでしょう

もちろん、子供に子供の世界があり、人間関係があります。けれども、大人と同様にリスク判断を間違えたときに問題に適切に対処できない可能性が高いのも事実です。失敗から学ぶこともあります。とはいえ、取り返しのつかない事件に巻き込まれては元も子もありません。

大切なのは安全な環境で失敗して、挑戦し続けることです。だからこそ、保護者が違う部屋にいるなどの工夫をして、子供たちの万が一に備えておいたがよいでしょう。

キッズ向けのサービスも増えている

カラオケ業界も子育て世代や若い世代を顧客として取り込むために、キッズ向けのサービスを拡充しています。歌はどの世代でも楽しめるコンテンツであるからこそ、当然の戦略です。子供たちにとってもカラオケという感性を発揮する遊びの選択肢があるのはよいことです。

特に、近年では、自宅カラオケの設備も整い始めたこともあって、カラオケ店も新しい企画で客の心を掴み取る必要があります。その一手として、「カラオケ×異分野」の視点でもっと面白いコンテンツが増えていけば、まだまだ成長可能性がある市場なのではないでしょうか。

カラオケは何歳から子供だけで入れるのか?気になる料金や危険性を考察

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