カラオケで90点以上取れる人の特徴５選｜割合や出しやすい曲も紹介

カラオケの採点機能で90点以上の高得点を取れたら嬉しいですよね。けれども、いざ歌ってみると、自分の好きな歌で90点以上の点数を取れないという人たちもいるはずです。

実際のところ、いつもカラオケで90点以上の点数を取っている人には、どのような特徴があるのでしょうか？

この記事では、カラオケで90点以上取れる人の特徴を紹介しています。また、90点以上取れる人の割合や高得点が狙える曲についても解説しているので、カラオケを利用している人は参考にしてみてください。

カラオケで90点以上取れる人の特徴５選

さて、カラオケの精密採点で90点以上取れる人には、どのような特徴があるのでしょうか？

ここでは、高得点を叩き出す人たちの特徴を５つの観点から説明していきます。

特徴１ 音程が安定している

第１に、カラオケの採点で90点展以上の点数を取れる人は音程が非常に安定しています。

「採点」という視点で言えば、それぞれのカラオケソングには音程の答えが明確に存在しているのです。だからこそ、原曲の音程に合わせて歌うのは高得点を取得する条件の基本であると言ってよいでしょう。

実際、機種にとって異なりますが、音程が整っている場合、採点中に歌ったときに音程を表しているバーがキラキラしたり、色が変わったりして視覚的にわかるようになっていますよね。具体的には、音程正解率の100%中85%以上を取ることで、音程が正確で安定しているといえるでしょう。

特徴２ リズムを正確に整える

第２に、カラオケで高得点を出す人たちはリズムを正確に捉えています。

具体的に言えば、原曲より速くても、遅くても不正解なわけです。ずっと同じテンポの曲なら、リズムを正確に保つのはそれほど難しくないかもしれません。

けれども、テンションの違いがサビで急激に変わるような曲はリズムを合わせる難易度が極めて高いので注意しましょう。１回つまずくと一気に流れを捉えられなくなるテンポの速い曲は失敗したら取り返しがつかないので、歌い慣れていない場合は選曲から外しておくことをおすすめします。

特徴３ 表現力を身につける

第３に、表現力に豊かさがある人はカラオケでの採点で高得点を取得できます。

採点画面では、歌い方によって「こぶし（音を上下に震わせるテクニック）」や「しゃくり（ある音程を出す前に低い音程を出してから本来の音程に戻すテクニック）」といったアイコンが出現します。音程を忠実に再現して歌うだけでは、無個性的な歌声になり、表現力があるとは評価できません。

歌に躍動感を与えるための「こぶし」や「しゃくり」がタイミングよく展開されることで、採点で90点以上を取れる道が拓けていくでしょう。

特徴４ 声量にメリハリをつける

第４に、カラオケで90点以上を採る人は声量にメリハリをつけています。

声のメリハリをつけることで表現力の加点が期待できます。具体的には、「抑揚」として点数が増える可能性があるのです。例えば、力強いトーンが続いていたけれども、ラストサビ前に曲調が変わって小声で歌う曲を想像すると、歌声にメリハリをつけることの大切さが伝わるでしょう。

加えて、マイクの使い方でも差が出ます。実のところ、マイクには、「どの方向から音を集めやすいのか_」という「指向性」があります。カラオケでよく使われるマイクは「単一指向性」で先端方向の音をよく拾う仕様になっています。そのため、マイクの向きを工夫したり、マイクを近づけたり離したりすることで、「抑揚」を出しやすくなるので試してみてください。

特徴５ 自己流のアレンジを施していない

第５に、自己流のアレンジを施していないという傾向があります。

いわゆる、癖が強い歌い方であると原曲からはかけ離れてしまうので、歌唱力があったとしても点数は下がってしまいます。そのため、90点以上の点数を取りたいならば、音程とリズムを守ったうえで表現力で個性を発揮したほうがよいのです。

とはいえ、プロのアーティストが原曲にアレンジを加えた歌声を聴くと憧れる気持ちもありますよね。実際、自分らしい声の出し方のほうが点数は低くても上手に聴こえることもあるでしょう。

90点以上取れる人の割合はどれくらい？

実際、90点以上の得点を取れる人はどれくらいいるのでしょうか？

諸説ありますが、2019年3月12日にNHKで放送された番組「すいエんサー」では、カラオケで90点以上取れる人の割合は全体の8%であると紹介されています。100人中8人しか90点を超えられないと思うと、それなりに希少な存在ですよね。

90点以上出しやすい曲おすすめ30選

なお、選曲次第では90点以上を出しやすくなります。

とはいえ、実際のところ、どのような曲を歌えば、90点以上の点数を出しやすいのでしょうか？

結論から言えば、精密採点の全国平均点が高い曲を歌えば、90点以上出しやすいと考えられます。

具体的には、株式会社第一興商が公開している「LIVE DAM STADIUM「精密採点DX-G」 全国平均点ランキング」では、次の表に示される曲が比較的に高得点を出しやすい曲と言えるでしょう。

順位	曲名	歌手名	精密採点DX-G 全国平均点
1	366日	清水翔太 feat.仲宗根泉(HY)	86.826
2	やさしさで溢れるように	Flower	86.177
3	フレンズ	レベッカ	86.151
4	愛のかたまり	KinKi Kids	86.058
5	やさしさで溢れるように	JUJU	85.897
6	ハナミズキ	一青窈	85.534
7	前前前世 (movie ver.)	RADWIMPS	85.079
8	時の流れに身をまかせ	テレサ･テン	85.047
9	366日	HY	84.588
10	君の知らない物語	supercell	84.554
11	愛のうた	倖田來未	84.552
12	津軽海峡・冬景色	石川さゆり	84.542
13	ラヴ・イズ・オーヴァー	欧陽菲菲	84.183
14	天城越え	石川さゆり	84.111
15	三日月 [良音]	絢香	84.110
16	残酷な天使のテーゼ	高橋洋子	83.890
17	道	EXILE	83.867
18	シュガーソングとビターステップ	UNISON SQUARE GARDEN	83.823
19	Let It Go～ありのままで～	松たか子	83.819
20	未来予想図II	DREAMS COME TRUE	83.816
21	さよならの前に	AAA(トリプル･エー)	83.808
22	レイニーブルー	徳永英明	83.642
23	涙そうそう	夏川りみ	83.575
24	夏祭り	Whiteberry	83.573
25	未来	コブクロ	83.539
26	酒よ	吉幾三	83.515
27	NAO	HY	83.459
28	みだれ髪	美空ひばり	83.405
29	奏(かなで)	スキマスイッチ	83.400
30	アイネクライネ	米津玄師	83.301

みんなにとって歌いやすい曲を作るのもまた偉大な才能ですよね。みなさんも今日は何としても90点以上の点数を取りたいというときは上記の表から楽曲を選んでみてください。

点数が高いから上手いとは言えない

しかしながら、カラオケの点数が高いことと歌の上手さは必ずしもイコールではありません。たしかに、高い歌唱力には、音程やリズム、表現力などの基礎力が必要です。しかしながら、点数を気にするあまりに自分らしく歌えなくなると声を通じて何かを伝える力は弱くなるでしょう。

本質的に歌の上手さは点数で計測できません。もっと言えば、聴いてくれる人が心地よいと思えば、その歌は上手いのです。その意味では、90点以上の点数を取れるのは、あくまでも基礎力が高いと理解しておくと良いでしょう。高得点を狙って努力したい人も、点数を気にせず楽しく歌いたい人も、この記事が充実したカラオケライフを送るヒントになったら嬉しいです。