カラオケで歌うときに音量の設定で悩んだことのある人たちもいるはずです。普段、使い慣れていないカラオケの機器ですから、そもそも適切な数値を判断できませんよね。
実際、ミュージック音量、マイク、エコーはどのくらいがベストなのでしょうか?
この記事では、「カラオケの音量はどのくらいがおすすめなのか?」という疑問について考察しています。DAMとJOYSOUNDの両方に対応しているので、カラオケで音量の黄金比を知りたい方は参考してください。
カラオケの音量とは?
そもそも、カラオケの音量とは、具体的に何を指しているのでしょうか?
一般的に、カラオケの音量はミュージック音量、マイク音量、エコーレベルの3種類に分かれています。ミュージック音量は楽曲のBGMを意味しており、マイクは声の大きさです。エコーは声の響き具合を意味しており、それぞれのバランスが取れた値を設定することで、カラオケを快適に楽しめるようになります。
逆に、いずれかだけを大きくしたり、小さくしたりすると、室内に響き渡る音のバランスが狂ってしまうので、歌っていて不快感を抱いてしまうのです。
なお、LIVE DAM AIやLIVE DAM STADIUMなどの機種に設けられている「BGM音量」とは、カラオケ以外の映像の音量を意味しています。ミュージック音量と混同しやすいので注意してください。
カラオケの音量はどのくらいがおすすめなのか?
それでは、カラオケの音量はどれくらいが丁度良いのでしょうか?
ここでは、DAMとJOYSOUND別に音量の黄金比について考察していきます。
DAMの場合
第1に、カラオケボックスでDAMの「LIVE DAM AI」や「LIVE DAM STADIUM」などの機器を選択した場合、おすすめの音量はミュージック音量、マイク音量、エコーレベルの比率を4:4:3の設定がベストです。
例えば、ミュージック音量が20の場合は、マイク音量を20、エコーレベルを15に設定してください。実際は部屋の大きさや個人の声質によって多少の調整が必要になります。
具体的には、「声が大きい」と感じたときはミュージック音量をマイク音量よりも高い数値に設定し、「声が小さい」と感じたときはマイク音量をミュージック音量よりも高い数値にしましょう。
なお、この黄金比はDAMが録音機能を使用する際の最適なボリュームとして紹介している情報を参照しています。詳細は公式ホームページを参照してください。
JOYSOUNDの場合
第2に、JOYSOUNDの「響Ⅱ」や「MAX GO」などの機器を選んだ場合も、DAMと同じようにミュージック音量、マイク音量、エコーレベルの比率を4:4:3の設定から始めることを推奨します。
具体的には、ミュージック音量を20、マイク音量を20、エコーレベルを15に合わせてから、部屋の大きさや声の大小に合わせて数値を調整してください。
カラオケの音量を調整するときの注意点
なお、カラオケの音量を調整するときには気を付けるべきことがあります。
ここでは、大きく3つの注意点を紹介してきます。
注意1 いきなり設定を変更しない
はじめに、カラオケの音量を変更するときは必ず周りに声をかけてから設定を変更してください。
特に、他人が歌っている途中に突如として音量の設定を変更してしまうと、気が散ったり、うまく歌えなくなったりして不快感を抱くおそれがあります。ベストな音響で歌いたい気持ちはわかりますが、タイミングを上手に見計らうことを忘れないように心がけましょう。
注意2 神経質に調整しすぎない
続いて、神経質にカラオケの音量を調整しすぎないことも重要です。
いうまでもなく、ベストな音量は部屋のサイズや歌声の音量によっても変わります。その意味では、タイミングによって物足りなさを感じるのは仕方がないとも言えます。周りが不快に感じるレベルは修正すべきですが、さほど違和感を持っていない様子なら、良い意味で妥協することも重要です。
むしろ、いつまで経っても、カラオケの音量が上がったり、下がったりするのは煩わしいと感じる人たちもいるはずです。もちろん、音質へのこだわりは大切ですが、一緒に来ている人たちの気持ちを置き去りにしないように注意しましょう。
注意3 つまみの方向やボタンを間違えない
最後に、つまみの方向やボタンを間違えないように注意しましょう。
音量を小さくする分には問題ありませんが、いきなり爆音になるとびっくりする人たちもいます。万が一、鼓膜が弱い人がいた場合、耳にネガティブな影響が出る危険性もあります。
そのため、焦らずにゆっくりと作業することを推奨します。
お店のスタッフに調整を依頼しよう!
なお、自分たちでうまくカラオケの音量を調整できなくなった場合は、お店のスタッフにお願いしましょう。
通常、カラオケ店では各部屋ごとに設定しているデフォルトの数値があるので、わからなくなっても元に戻してくれます。場合によっては、音声の調整に関するポイントを把握している店員もいるので、コツを聞いてみるのもよいかもしれません。
基本的には、ミュージック音量、マイク音量、エコーレベルの比率を4:4:3にすることでうまく可能性が高いですが、部屋のサイズや声質によって変わることに留意したうえで自分たちの黄金比を見つけることをおすすめします。
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