ここ数年、毛先に色を入れるカラースタイルが流行っています。赤や青、オレンジや緑などメリハリのある色を裾に施すことによってアクセントを付けられます。なかには、アニメ鬼滅の刃に登場する禰豆子を意識した髪型を真似ている人たちもいます。
しかしながら、一部の人の間では、毛先カラーはダサいと評価されることもあります。髪型なんて自分の好きにすればよいのですが、周りからネガティブに捉えられるのは少々気になってしまいますよね。
この記事では、毛先カラーがダサいと言われる理由を考察しています。また、「裾カラーをやめたいときはどうする?」という疑問にも言及しているので、ファッションについて興味のある人たちは参考にしてみてください。
毛先カラーがダサいと言われる理由
さて、毛先カラーがダサいと言われるのは、どうしてなのでしょうか?
一概には言えませんが、ここでは大きく3つの視点から毛先カラーが否定的に捉えられてしまう理由について考察していきます。
理由1 染めた髪が伸びたように見える
第1に、染めた髪が伸びたように見えるため「ダサい」と言われることがあります。
いわゆる、プリンヘアーが伸びきった状態でも毛先にカラーが残る状態になります。その場合は、アクセントというよりも地毛の色とカラーが明確に分かれた状態になるので、見た目的にはかっこ悪く見えると考える人もいます。
カラーを入れる場所にもよりますが、おしゃれで入れたはずの毛先カラーもプリンヘアーが伸びた状態と同じように見えることもあるため、ダサいと言われてしまうわけです。
理由2 アニメのキャラっぽい
第2に、アニメのキャラっぽいことから非現実的でダサいという印象を持つ人もいるようです。
特に、毛先カラーを赤、青、黄色などの原色系にすると、二次元のキャラクターっぽい雰囲気になりやすいです。漫画の登場人物は現実のヘアスタイルとは違って、奇抜な色や形になっていることが多いですから、オタクっぽい印象を持つ人もいると考えられます。
とはいえ、近年では、オタク文化がファッションにも強い影響を与えていることから、ダサいと感じるのは世代間でおしゃれのイメージが異なるからなのかもしれません。
理由3 傷んだ髪がみすぼらしい
第3に、傷んだ髪がみすぼらしいことからおしゃれとは程遠いと評価する人もいます。
たしかに、髪を染めると傷んでパサつきが出てきやすくなります。絡みやすくなったり、色が抜けやすくなったりするため、だらしない見た目になってしまうことがあるのです。場合によっては、クセやうねりの原因にもなるので、ヘアスタイルそれ自体が崩れてしまう人もいるでしょう。
そのため、トリートメントをはじめ毛先をケアする習慣を作らないと、せっかくのおしゃれも台無しになってしまう結果を招いてしまうのです。
裾カラーをやめたいときはどうする?
それでは、裾カラーをやめたいときは、具体的にどうすればよいのでしょうか?
結論から言えば、カラーした毛先を切るのが最も手っ取り早いと言えます。染め直すのもよいのですが、ブリーチしている髪は数週間もすれば色が落ちてしまうので、すぐに裾カラー化してしまいます。中途半端な状態になるよりも、カラーした部分を基準に切り落としてもらうのが手入れも不要で楽チンです。
ただ、ショートヘアで毛先カラーを取り入れている場合は、伸びるまでは地毛に合わせた色を入れて、切っても違和感がないところまで待つことになるでしょう。
おしゃれな毛先カラーまとめ
とはいえ、毛先カラーがおしゃれだと感じる人もいます。先ほども述べたとおり、世代や価値観に応じて「ダサい」と感じる人がいるだけで、本質的には好みの問題です。ここでは、きれいでおしゃれな毛先カラーをまとめておきます。
なお、おしゃれな毛先カラーの特徴は以下のとおりです。
- その1 インナーカラーとの組み合わせる。
- その2 全体的にグラデーションになるように入れる。
- その3 トリートメントを施して良い髪質を維持する。
毛先カラーがダサいとは限らない
毛先カラーは今流行りの髪型ですが、人によって受け取り方は異なります。万人受けのスタイルとは言い難いものの、ビビットなアクセントを加えることで気持ち的に明るくなんてこともあるはずです。
それに毛先カラーもデザインの仕方によってはおしゃれな髪型になります。すなわち、決してダサい髪型ではないのです。そもそも、「ダサい」と捉える人に合わせて見た目を考えると、キリがありません。
すなわち、自分の好きなスタイルを選べばよいのです。ただし、髪質だけこだわっておくことをおすすめします。どんなにおしゃれな発想でも、傷んだ髪の見た目はみすぼらしくなってしまいます。そのうえで、自由な表現を追求した方がヘアースタイルを楽しむことができるでしょう。
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