Spotify(スポティファイ)を利用する際に、通信量がかかることを心配している人たちもいるはずです。実際、音楽だけではなく、映像や歌詞のデータを読み込むことを念頭に置くと、それなりのデータ通信量が発生するおそれがあります。
とはいえ、Spotifyでギガクラスのデータ通信を使わないようにするには、どうすればよいのでしょうか?
この記事では、Spotifyでギガ使わない方法を解説しています。また、「Wi-Fiなしだと通信量が大きすぎる?」という疑問にも答えているので、Spotifyを利用している人たちは参考にしてみてください。
Spotifyでギガ使わない方法3選
さて、Spotifyでギガサイズの通信量を使わないようにするには、どうすればよいのでしょうか?
その対処法は具体的に3つあります。
方法1 オフライン再生を使う
第1に、オフライン再生を使いましょう。
Spotifyには、ダウンロードした楽曲をオフライン状態で再生する機能が実装されています。そのため、自分の好きな曲をあらかじめ読み込んでおけば、インターネット通信を利用せずに音楽を聴けるわけです。これで通信量を大幅に節約できます。
具体的なやり方は次の手順を参照してください。
Spotifyのオフライン再生を使う方法
- 手順1 楽曲をダウンロードする。
- 手順2 ホームから歯車のアイコンを選択する。
- 手順3 「再生」 をタップします。
- 手順4 「オフライン」をタップしてオンにする。
なお、オフライン再生をオンにすると、歌詞が表示されなくなるので注意してください。
方法2 データ節約モードをオンにする
第2に、データ節約モードをオンにしましょう。
Spotifyには、データ節約モードという通信量を控えめに使用する仕組みがあります。この設定をオンにすると、音質を下げることに加えて、表示される画像の数を減らしてくれるので、データ通信量を抑制できるんです。具体的な設定方法は以下のとおりです。
Spotifyでデータ節約モードをオンにする方法
- 手順1 ホームの右上にある歯車のアイコンから設定を開く。
- 手順2 データ節約モードを選択してオンにする。
実際、データ節約モードにしても、音質が著しく低下するわけではありません。音楽とは関係ない要素の読み込みを排除することでSpotifyを安心して利用できるようになるでしょう。
方法3 Wi-Fiに接続する
第3に、Wi-Fiに接続して端末で契約している通信量を使わないようにするという対処法もあります。
Spotifyでギガを使わない方法に限らず、スマホのデータ通信量を抑制するなら、Wi-Fiを使うのが一番よいと言えます。これに関しては、自宅にWi-Fiがないなら、町中に設置されているフリーWi-Fiを活用するのも一つの選択肢です。
ただし、運営元が怪しいフリーWi-Fiに接続するのはやめましょう。PCやスマホのデータを盗まれてしまう危険性があるので注意してください。
Wi-Fiなしは通信量が大きい?
実際のところ、SpotifyをWi-Fiなしで使用すると、ギガクラスの通信量を消費する可能性があるのでしょうか?
結論から言えば、SpotifyをWi-Fiなしで1ヶ月利用すると、ギガクラスの通信量を消費する確率はかなり高いと言えます。具体的には、以下の通信量に関する表を参照してください。
音質のレベル | 5分の通信量 | 1時間の通信量 | 60時間の通信量 |
---|---|---|---|
低音質(24kbps) | 約1MB | 約12MB | 約720MB |
標準音質(96kbps) | 約4MB | 約48MB | 約2880MB |
高音質(160kbps) | 約6MB | 約72MB | 約4320MB |
最高音質(320kbps) | 約12MB | 約144MB | 約8640MB |
もし、1日2時間で最高音質の状態で音楽を聴いた場合、8GB以上の通信量が発生する計算になります。思っている以上に通信量を使用していると感じる人たちもいるのではないでしょうか。この表を考慮すると、できるだけWi-Fiを使ったほうがよいと言えますね。
オフライン再生モードを活用しよう
とはいえ、Spotifyにはデータ通信量を節約するサービスがいくつか用意されています。特に、オフライン再生モードはうまく使えば、通信量をかなり抑制できると考えられます。
実際、音楽以外にもテザリングや動画を視聴している場合、通信量はあっという間に上限に達するおそれがあります。
ネット環境が使えないのは不便ですが、追加でギガを購入すると高額な料金を請求されてしまうので、できるだけ節約することを心がけましょう。
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