ユニバーサルスタジオジャパン(USJ/ユニバ)は国内トップクラスのテーマパークです。その人気は海外でも顕著で毎年1000万人を超える来場者数を記録しています。ところが、一部の人たちは「二度と行かない」とネガティブな印象を抱いているようです。その理由は何なのでしょうか?
この記事では、USJに二度と行かないという人たちの理由を解説しています。また、「混雑で何も乗れない?」という疑問についても考察しているので、USJのネガティブな側面について検討したい人たちは参考にしてみてください。
USJに二度と行かないという人たちの理由4選
さて、USJに二度と行かないと考えている人たちには、どのような理由があるのでしょうか?
ここでは、大きく4つの理由に焦点を当てて説明していきます。
理由1 費用が高すぎる
第1に、USJにかかる必要が高すぎることから二度と行かないと考えている人もいます。
総じて、USJのような規模感のテーマパークに要する費用は決して安いとは言えません。とりわけ、家族で宿泊込みで遊びに行く場合は少なくとも20万円以上の予算がないと難しいでしょう。加えて、パーク内で販売されている食べ物やお土産品もそれなりの値段がします。
とはいえ、東京ディズニーランドも似たようなものです。USJが相場として突出しているわけではなく、費用対効果という観点から満足度が低い人たちからすれば、再来はないと評価されるのは仕方がないことなのかもしれません。
理由2 混雑して何も乗れない
第2に、USJが混雑していて何も乗れないと感じた人は再来を控える可能性があります。
近年、USJの来場者数は右肩上がりで東京ディズニーランドを超えて国内トップに躍り出ました。アトラクションをはじめイベントにも力を入れていることに加えて、インバウンドの顧客も増えているますから、ここ数年は常に混雑している状況が続いています。
そのため、時期によっては待ち時間が長すぎて、あまり楽しめなかったという人もいるようです。また、炎天下の中で人気アトラクションをひたすら待つのも辛いという声もあります。
それゆえ、シーズンをうまく外すなどの工夫をしたり、エクスプレスパスを購入したりすることで問題解決するしかありません。人気がゆえに満足度が低下するというジレンマは、この手のビジネスでは共有の課題と言えるでしょう。
理由3 クルーの態度が悪かった
第3に、クルーの態度が悪かったことからもう行きたくないという人たちいます。
USJのクルーは総勢9,000人を超えています。もちろん、テーマパークで働くわけですから、採用時に接客態度や人間性を適切に評価しているはずです。けれども、面接時間だけでは人柄を見切れないことに加えて、コンディションによっては丁寧な対応ができなくなるのも人間の心理です。
そのため、なかには、不満を抱くお客さんも出てくるわけです。当然、USJではクルーを含めて基本的な接客に関する研修を実施しているでしょう。しかし、これだけの人数でクオリティを統一させるのは、アルバイトの時給レベルだけでは難しいと言わざるを得ません。
理由4 アトラクションでトラウマになった
第4に、絶叫系のアトラクションでトラウマになったことで行かないと決めた人もいます。
テーマパークとってジェットコースターは定番のアトラクションです。
けれども、自分が想像しているよりもはるかに怖い体験をした人からすれば、USJをはじめ遊園地には二度と行かないと考えることもあるのでしょう。実際、フライングダイナソーやハリドリなどスリルのある人気アトラクションは乗り物酔いしやすい人にとっては少々、辛いかもしれません。
とはいえ、USJは決して絶叫マシン以外にも楽しめるコンテンツが豊富に揃っています。食べ歩きにショーなど体験の選択肢は豊富です。その意味では、ジェットコースターが苦手な人たちと一緒に行く計画を立て、周遊ルートを変更して再来するのもよいかもしれません。
USJに二度と行かないと言う人たちの口コミ
なお、USJに二度と行かないと言う人たちの口コミを紹介しておきます。X(旧Twitter)で「USJ 二度と行かない」と検索すると、次のような投稿が散見されます。あくまでも個人の意見に過ぎませんが、ネガティブな評価の背景が何となくわかるでしょう。
USJはディズニーランドに勝てないのか?
USJは今や国内トップクラスのテーマパークとしての地位を確立しています。ディズニーランドと比較して、その良し悪しが述べられることが多々ありますが、来場者数という観点から言ってもいい勝負というのが実態であると考えられます。つまり、USJはディズニーランドよりも優っている部分があるのです。
USJは過去に人気が低迷したことがありましたが、見事にV字回復に成功しています。インバウンドの増加も追い風となってアジアを代表とするテーマパークとして今度も注目を集めていくに違いありません。もちろん、好き嫌いはあるので、二度と行かないという人もいるでしょう。
けれども、日本のエンタメ産業を支えるテーマパークとして、これからも魅力的なアトラクションが誕生するはずです。その意味では、たまに再来してその進化を体験するのも悪くはないのでしょうか。
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