千葉県民の日はディズニーが無料になる？混雑状況や地域特有の特典を解説

2024年1月31日2024年2月2日

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが千葉県にあるのは有名な話ですよね。どうやら「千葉」よりも「東京」のほうが世界的に有名な日本の地名だから付けられているようです。マーケティングの一環と言ってよいでしょう。

しかし、いずれも物理的には千葉県にあるのです。そのことから、「千葉県民を対象に嬉しい特典があるのでないか？」と考えている人たちもいます。とりわけ、「千葉県民の日」の6月15日は千葉県に住んでいる人たちはチケット無しで東京ディズニーランドとディズニーを楽しめるという噂があります。

これは事実なのでしょうか？

この記事では、「千葉県民の日はディズニーが無料になるのか？」という疑問について考察しています。また、地域特有の特典や6月15日の混雑状況にも言及しているので、興味のある人たちは参考にしてみてください。

千葉県民の日はディズニーが無料になる？

さて、6月15日の「千葉県民の日」になると、千葉県に住んでいる人たちは東京ディズニーランドや東京ディズニーシーを無料で体験できるのは本当なのでしょうか？

結論から言えば、千葉県民の日だからといってディズニーランドやディズニーシーが無料になることはありません。東京ディズニーリゾートの公式HPを見ても、「千葉県民の日」に関する言及は一切ないので、ただの噂にすぎないと言ってよいでしょう。

千葉県に住んでいる人たちからすれば、ちょっと残念な気持ちになりますよね。しかしながら、「千葉県民の日」だからといってチケットを無料にすると、大混乱が起きるおそれがあります。冷静に考えると、600万人以上の千葉県民を物理的に受け入れられるわけがないのです。

なお、千葉県浦安市は成人式を東京ディズニーシーで開催しています。通常、全国の成人式で使われている体育館のようなつまらない会場よりも思い出に残りますよね。

千葉県民の日にディズニーは混雑するのか？

チケットが無料になることはないものの、千葉県民の日にディズニーランドやディズニーシーが混雑する可能性はあるのでしょうか？

一概には言えませんが、いつもよりもちょっとだけ混む可能性はあるかもしれません。なぜなら、千葉県民の日は公立学校が休日になるケースが多く、中高生などのこどもたちがディズニーランドやディズニーシーで遊ぶ計画を立てるかもしれないからです。

その他にも、茨城県民の日や埼玉県民の日など都道府県ならではの休日に該当する人はいつもよりも混雑するおそれがあります。その県に住んでいる人だけが休みであることを考えると、長期休暇と比べてどこも空いている可能性が高いので、旅行するのに最適なタイミングとも言えます。

とはいえ、全く影響がない場合もあるでしょう。土日ならともかく、平日ならば、ほとんどの人たちが働いたり、学校に行ったりしているわけですから、その日がディズニーランドやディズニーシーの混み具合を左右するとは必ずしも言えないのです。

なお、ディズニーランドやディズニーシーの混雑状況を予想するサイトを参照すれば、当日の混み具合がある程度わかります。詳細は以下の記事を読んでみてください。

ディズニーには地域特有の特典はある？

なお、無料チケットの配布とまではいかないにしても、ディズニーランドやディズニーシーには、千葉県に住んでいる人たちを対象にする地域特有の特典は存在するのでしょうか？

嬉しいことに、「首都圏ウィークデーパスポート」という割引サービスが存在します。具体的には、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県、山梨県に在住、在学、在勤している人たちを対象にチケット料金を最大500円まで割引してくれるのです。

ひと昔前に販売されていた「県民パスポート」のようなものと考えて良いでしょう。ただ、当時は最大1,200円まで割引が適用されていたので、それと比べると「首都圏ウィークデーパスポート」の方が減額される金額は低いと言えます。

また、対象期間が決まっているので、その間にディズニーランド或いはディズニーシーに行かなければなりません。2023年は4月6日（木）～7月21日（金）までの期間が「首都圏ウィークデーパスポート」で安くなる時期として設定されていました。その詳細は公式サイトの発表をご確認ください。

実際、「地域住民に還元してくれてもよいだろう」と思う人たちもいるかもしれません。しかし、世界最大級のテーマパークが立地しているだけで地域経済への良い影響は十分にあるはずです。雇用の創出やホテルの宿泊など日本中、そして世界中の人たちが訪れるわけですから、常日頃から千葉県に貢献していると言えるでしょう。