カラオケで飲食すると合計金額が高くなるので、デパートやコンビニで安く購入した食べ物を持ち込みしたいと考えている人たちもいるはずです。特に、高校生や大学生で金銭に余裕がない立場からすれば、少しでも会計の金額が下がることは良いことですよね。
しかしながら、飲食物の持ち込みに関する方針は各カラオケ店のルールによって異なります。だからこそ、事前に許可の有無を確認しないと、お店に迷惑をかけてしまうおそれがあるので注意が必要です。最悪の場合、店員から罰金の支払いを求められるおそれもあります。
この記事では、「カラオケ館で持ち込みは禁止されているのか?」という疑問について考察しています。また、持ち込みがバレる可能性や持ち込みOKのお店も紹介しているので、カラオケを利用している人たちは参考にしてみてください。
2024年現在も持ち込みのルールに変更はありません。
カラオケ館は持ち込み禁止?
結論から言えば、一部の例外を除いて、カラオケ館では飲食物を持ち込むことは禁止されています。これに関しては、カラオケ館の公式HPにも次のように記述されています。
基本的に、持ち込みは全てお断りいたしておりますが、誕生日などの特別な日に関しましては、了承している場合もございます。ご利用予定の店舗にお電話の上、お申し出ください。
カラオケ館公式HP『よくある質問』より引用(最終確認日:2023年1月31日)
持ち込み禁止のルールは全店舗で共通です。渋谷店だろうが、横浜店だろうが、地域に関係なくカラオケ館以外の場所で購入した食べ物や飲み物を持ち込むことはできません。
カラオケ業界にとって飲食物の注文もまた重要な収益源のひとつです。すなわち、外部からの持ち込みを許すと、売り上げの低下をもたらすおそれがあるわけです。
そのほかにも、衛生面やゴミ処理の問題など、持ち込みを許可することで発生するデメリットが少なからずあるので、お店の方針として禁止していると考えられます。
外で購入した水もまた持ち込みに該当すると考えられます。とはいえ、真夏などの暑い日は熱中症防止のために飲み物を持ち歩いている人たちもいますから、店舗によっては臨機応変に対応してくれる可能性はあります。まずは一度、問い合わせて確認することを推奨します。
持ち込みがバレると罰金がある噂は本当なのか?
なお、持ち込みが禁止されているのにもかかわらず、「カラオケ館の店員に飲食物を持ち込んだことがバレると罰金を請求される」という噂は本当なのでしょうか?
これに関して、カラオケ館は「持ち込みが発覚した場合に罰金を請求する」というルールを公式で発表しているわけではありません。
けれども、Xの投稿を調べてみると、過去に持ち込みのルール違反に対して1,500円程度の罰金を徴収されたと報告している人がいます。事実かどうかは不明ですが、お店によっては持ち込みの違反者に対して、罰金の支払いを命じるところもあるのでしょう。
昨日、カラオケ館に行ったんだけど、コンビニでお昼買って歌いながら食べようと思ったら、持ち込み料1600円かかったw
— 😈郁(IKU)😇@熊谷で自分を見つめ直す😈 (@ikuya1010) March 23, 2022
フリータイムが880円なのに、3倍くらいの料金支払ったんだけど🤣🤣🤣
部屋入る前に言われたからわかってたことだけど、せめて500円ぐらいにしてほしいなぁ・・・🤔
実際、会員登録するときに個人情報を提出しているわけですから、その場ではバレなかったとしても、後から判明する可能性は十分にあり得ます。近年では、悪質な利用者に対して運営会社が毅然と対応する例も増えているので、カラオケ館が公式に許可している例を除いて持ち込みするのは絶対にやめましょう。
誕生日会のケーキは持ち込みOK
なお、カラオケ館で誕生日のお祝いをする場合、ケーキの持ち込みは例外的に許可される可能性があります。ただし、勝手に持ち込みするのではなく、あらかじめ店舗に電話をかけて許可を取得することを忘れないでください。
何も言わずにケーキなどの飲食物を持ち込もうとすると、「ルールを破っている人」と同じ扱いを受けて、誕生日パーティが台無しになってしまう危険性があります。せっかくのお祝い事であるにもかかわらず、お店とトラブルになるのは誕生日を迎える本人としても素直に喜べないですよね。
そのため、幹事としてルールを守ることを心がけましょう。各店舗の電話番号を調べたいときはカラオケ館の公式HPに掲載されている「店舗検索」を使うことをおすすめします。
持ち込みOKのカラオケ店一覧
どうしても持ち込みしたいならば、元から許可されているカラオケ店を利用したほうが安心です。
ここでは、具体的に持ち込みOKのカラオケ店を紹介します。
持ち込みOKのカラオケ店一覧
- カラオケメガビック(https://megakara.jp/)
- カラオケ合衆国(https://karaoke-g.jp/service_info/)
- ジャンボカラオケ広場(https://jankara.ne.jp/news/points/)
- カラオケJOYJOY(https://www.joyjoy.co.jp/campaign.html)
- ジャパンカラオケ(https://karaoke.j-rentacar.com/info/faq.html)
- カラオケマック(https://www.karaokemac.com/shop/mochikomi.html)
- ワンカラ(https://1kara.jp/ship/shinjukuooguard.html)
- 快活クラブ(https://www.kaikatsu.jp/info/detail/_ok_123_ok_club.html)
()内のURLは持ち込みが許可されている事実を裏付ける公式HPの見解です。
ただし、カラオケ店のルールが変更された場合は、持ち込みが禁止になる可能性があります。そのため、飲食物を持ち込む前に一度、公式HPで確認することをおすすめします。あるいは、店舗に電話して直接聞くのもよいでしょう。
なお、まねきねこは多くの店舗で持ち込みが許可されていますが、一部の店舗では持ち込めないときがあるので注意してください。事前に問い合わせて持ち込み可能な店舗なのかをチェックしておきましょう
ルールを守って楽しもう
カラオケ館は原則として持ち込み禁止のお店です。それにもかかわらず、自分の感覚で「これくらい大丈夫」と安易にルールを破ると、後から損をする可能性があります。どうしても持ち込みしたいときは、そもそも許可されているカラオケ店を選びましょう。
お店側も、利用者側も気持ちよくカラオケ音楽を楽しむためにもルールを守ることが大切です。働いている人たちも目の前で持ち込みを注意するのは辛いに違いありません。「自分たちだけが楽しければそれでいい」という勝手な考え方では、世の中を楽しんで生きることはできないと思います。一緒に遊ぶ人たちを守るためにも節度ある利用を心がけましょう。
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