カラオケ採点で音程が合わない原因と対処法|上手いなら気にしない?

カラオケ採点で音程が合わない原因と対処法|上手いなら気にしない?

カラオケで精密採点を導入して歌ったときに音程が合わずに苦労している人たちもいるはずです。決して、音痴ではないのに何度も歌ってもずれてしまうと自信を失ってしまいますよね。

とはいえ、普段通りに歌っているのにもかかわらず、どうして音程が外れてしまうのでしょうか?

この記事では、カラオケ採点で音程が合わない原因と対処法を解説しています。また、「音程が合わなくても上手いなら気にする必要はないのか?」という疑問についても考察しているので、カラオケが好きな人は参考にしてみてください。

目次

カラオケ採点で音程が合わない原因 

さて、カラオケ採点で音程が合わないのは、どうしてなのでしょうか?

その原因は大きく7つあると考えられます。

原因1 原曲キーの設定を忘れている

第1に、原曲キーの設定を忘れていることが要因であると考えられます。

カラオケでは、楽曲のキーが原曲とは異なる種類も存在します。

そのため、初期設定の状態で原曲キーに合わせて歌っても、精密採点の音程バーとズレてしまうのです。当然、点数も下がってしまうので、歌い始める前に原曲キーに設定を合わせることを忘れないでください。

原因2 歌声の音域が合っていない

第2に、選曲のキーと歌声の音域が合っていないことが原因であると推定されます。

そもそも自分が発生可能な音域には限界があります。例えば、声の低い男性が無理して女性アーティストの曲を歌えないように、曲の音域を無視すれば音程は外れてしまわざるを得ないのです。

したがって、カラオケに行く前に自分の声質に適したアーティストの曲を見つけることをおすすめします。

原因3 自分流のアレンジを加えている

第3に、自分流のアレンジが強い場合、採点システムの音程とは合わない可能性があります。

カラオケの採点システムは原曲を基準にして音程バーを形成しています。そのため、癖の強いアレンジを加えると、音程バーからズレてしまうのです。

プロが敢えて音程を外してライブ感の強い演出をファンサービスで行うことはありますが、正解がプログラムされているカラオケの採点システムとは相性が悪いのです。

原因4 久しぶりに歌った

第4に、カラオケに来たのが久しぶりの場合は音程が外れやすくなると言えます

いうまでもなく、だれだって日常的に歌っていないとメロディの一部を忘れてしまうものです。

とりわけ、ラップやハイテンポの曲は音程を完全に覚えようとしても難しいですから、日頃から練習しておかないと本番で失敗する可能性が高くなると言えます。一度、流れを掴み損ねると、グダグダになるおそれがあるので注意しましょう。

原因5 カバー曲やライブ曲を予約している

第5に、オリジナルではなくカバー曲やライブ曲を予約した可能性があります

ヒット曲は有名アーティストたちによってカバーされることがあります。デンモクで検索したときに曲名だけを見て予約すると、アーティスト名の違いに気づかずに楽曲を入れてしまう可能性があるので気を付けましょう。

そして、特殊なアレンジが施されたライブ曲を間違って予約した場合も、通常バージョンの歌い方と全然違うことがあるので音程を合わせづらくなります。途中で動画が入ったり、間奏がいつもより長かったりするなど、普段聞いている音程とは異なるので注意してください。

原因6 歌詞の言葉と音楽が合っていない

第6に、リリックと音楽が合っていないことが原因なのかもしれません

採点機能の音程バーを見れば明らかですが、歌詞のそれぞれに適切な音が割り振られています。例えば、1つの音に2文字が割り振られているのにもかかわらず、3文字や4文字分の言葉を歌ってしまうと音程が正確ではないと判断されるわけです。

以上のことからも、原曲に忠実に歌うことが音程を合わせるのに求められる必要最低の技術であると言えるでしょう。

原因7 耳が悪くなっている

第7に、以前よりも聴力が低下していることが原因であると推察されます

実のところ、私たちは話すときに自分の発する声を自分の耳で聞いて、声の大きさや調子を整えています。だからこそ、聴力が低下すると歌声を認識する機能が低下するので、音程を合わせられなくなってしまうのです。

こればかりは年齢に応じて、避けられない問題のひとつでもありますから、医師に相談して治療してもらいましょう。

音程が合わないときの対処法

以上の原因を踏まえたうえで、カラオケで音程が合わないときは具体的にどうすればよいのでしょうか?

これに関しては、具体的に3つの対処法があります。

方法1 自分の声質に適した楽曲を選ぶ

はじめに、自分の声質に適した楽曲を選ぶことを心がけましょう

厳しい現実かもしれませんが、「自分が歌いたい曲」と「自分が歌える曲」は異なる場合があります。すなわち、発声可能な音域に適した曲を歌わなければ、音程がズレやすくなってしまうのです。

声の低い男性が無理やり女性アーティストの楽曲を歌おうとしてもうまくいかないのと同じです。だからこそ、自分の声質と相性の良いアーティストを見つけて練習することをおすすめします。

方法2 歌声を録音して原曲と比較する

続いて、自分の歌声を録音して原曲と比較してみましょう

自分では上手に歌えていると思っていたとしても、録音したデータとオリジナルを比べてみると、原曲と微妙に違っている可能性があります。音程がズレている具体的な箇所が分かれば、そこを修正することで問題を解決できると考えられます。

自分の歌声を聞くのが「恥ずかしい」と感じる人もいるかもしれませんが、音ズレが起きている場所を特定する方法として原曲との比較が最も効率が良いので試してみてください。

方法3 プロに指導を受ける

最後に、プロからボイストレーニングの指導を受けてみましょう

音痴は遺伝ではなく、幼少期の経験が原因であると言われています。例えば、親が音痴である場合、子どもは間違ったリズムや音程を聞いて育つので音痴になってしまうというわけです。

しかし、裏を返せば、後天的な問題である以上、プロから適切なトレーニングを受けることで改善できる可能性があるのです。今まで、自分は音痴だからカラオケを楽しめないと否定的に思っている人でも、音感を鍛え直すことで音程を合わせられるようになる可能性があります。

もちろん、プロに習ったからとはいえ、すぐに結果が出るとは限りませんが、不可能と思っていたことに挑戦することで自分を前よりも強く信じられるようになるかもしれません。最初から結果を決めずに、無料体験でもよいので、まずは行動してみることをおすすめします。

音程が合わなくても上手いなら気にしない!

なお、カラオケの採点システムで音程が合っていなかったとしても、歌が上手い人はたくさんいます。あくまでも、原曲を基準にしているだけなので、歌の良し悪しを必ずしも決定づける仕組みではないのです。

その意味では、音程が合っていないからといって気にする必要はありません。カラオケなのですから、みんなで自由に歌って楽しめばよいのです。むしろ、点数を意識しすぎると、伸び伸びと歌うことができずに全体として縮こまってしまいます。

もちろん、音程、リズム、音域の基本を意識することは大切ですが、歌に込める情熱を開放しなれければ、人を魅了することはできません。感性を解き放ってカラオケを楽しんでみてください。

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