ティンバーランドと言えば、ブーツが有名ですよね。しっかりとした構造で存在感のある製品ですから、日頃のファッションに取り入れたいという人たちもいるはずです。
しかし、なかには、ティンバーランドのブーツに対して「カッコ悪い」というネガティブな印象を持っている人たちもいるようです。実際のところ、これだけ知名度のあるブランドであるにもかかわらず、どうしてダサいと言われるのでしょうか?
この記事では、ティンバーランドのブーツがダサいと誤解される理由を解説しています。また、「ブーツは何歳まで着用しても違和感がないのか?」という疑問についても考察しているので、ティンバーランドを愛用しようと考えている人たちは参考にしてみてください。
ティンバーランドとは?
ティンバーランド(Timberland)とは、1918年にアメリカ・マサチューセッツ州のボストンで始まった靴屋のブランドです。そこから、シューズ以外にも洋服やアクセサリー、アウトドアグッズを手がけるなど、創業100年を超える老舗総合ブランドとして日本国内でも広く知られています。
創設者のネイサン・シュヴァルツは靴の成型に革新的な技術を導入しました。すなわち、靴底のアッパーソールの外側にステッチをつけて、ラバーソールを貼ったのです。その結果、防寒性や防水性が圧倒的に向上しました。そして、1973年には世界初の完全防水レザーブーツを作り出すことにも成功しています。
あまり知られていませんが、ティンバーランドは歴史と技術のあるブランドなのです。
ティンバーランドのブーツがダサいと誤解される3つの理由
しかしながら、ティンバーランドのブーツに対して「ダサい」と評価する人たちもいます。これだけ有名なブランドであるにもかかわらず、どうしてかっこ悪いと誤解されるのでしょうか?
一概には言えませんが、ここでは大きく3つの視点からティンバーランドが販売している有名なブーツが「ダサい」と言われる理由について解説していきます。
理由1 平成のイメージが強い
第1に、ティンバーランドのブーツは平成時代に愛用されていたイメージが強いことから「ダサい」と言われてしまうことがあります。特に、イエローブーツは若者の間で流行っていました。
実のところ、ティンバーランドは1980年代末の平成に入るタイミングで流行しました。とりわけ、渋カジというスタイルが若者のトレンドになっていたときにバーガンディの色が人気を集めていました。おそらく、30代〜40代の人たちでティンバーランドのブーツを見て懐かしいと感じる人たちも多いはずです。
さらに、平成のおしゃれな中高生が履く冬靴と言えば「ティンバーランド」のブーツでした。そのため、特定の世代から見ると昔のファッションという印象が強いのです。
けれども、近年では、ティンバーランドの人気が再燃しています。
理由2 ゴツゴツしている
第2に、ティンバーランドのブーツはゴツいデザインが多いため、「ダサい」と評価する人もいます。
たしかに、スタイリッシュなデザインが好きな人にとって、ティンバーランドのブーツをファッションに取り入れるハードルはそれなりに高いと言えます。防寒性と防水性が優れた靴だからこそ、他のブーツよりもどうしても見た目がしっかりせざるを得ないわけです。
もちろん、こればかりは好みの問題ですから、ティンバーランドのブーツそれ自体がダサいわけではありません。実際、大手百貨店の伊勢丹にも店舗が構えられているなど、ファッション業界では一定の信用を築いています。芸能人や海外セレブにも愛用している人たちがたくさんいるのです。
理由3 中高生が履いている印象がある
第3に、中高生が履いている印象があるため、成人した世代からするとティンバーランドのブーツに手が出しづらいと感じている人もいます。
これに関しては、X(旧Twitter)で「ティンバーランド 中学生(高校生)」と検索すると、関連の投稿がいくつも検出されます。
10代の若者が履いているイメージが強い人からすると、大人が履くのは恥ずかしいと錯覚することもあるでしょう。とりわけ、ヤンチャな子達が履いてたイメージが強いと余計にマイナスな印象があるのかもしれません。
しかし、実際はティンバーランドは全世代で愛用されているブランドです。あくまでも、中高生の間で流行っているように見えていただけなのです。10代の頃に形成されたイメージは大人になってからも継続しやすいので、「ダサい」というバイアスがかかりやすいのでしょう。
ティンバーランドのイエローブーツは何歳まで履ける?
以上を踏まえると、ティンバーランドのイエローブーツは何歳まで履けるのでしょうか?
結論から言うと、ティンバーランドのイエローブーツはサイズさえ合えば、どの年齢でも愛用できます。先述のとおり、中高生が履いているイメージを持っている人もいるかもしれませんが、若者ブランドとしての地位を築いているわけではありません。
参考までに、ここでは、さまざまな年齢層のコーデを紹介しておきます。
黒やブランドも可愛い!
なお、ティンバーランドと言えば「イエローブーツ」が代表格のように思いがちですが、黒やブラウンのカラーもおしゃれで可愛くておすすめです。加えて、ブーツの形にも複数のバリエーションがあるため、いわゆる「ゴツい」イメージが苦手な人でも気に入る製品はあります。
また、ティンバーランドはブーツ以外に服も販売しています。コーデとしても合わせやすいデザインのものが多いので、靴を選ぶ時に組み合わせてみるのもよいでしょう。きっと、ダサいという印象も変わるはずです。ティンバーランドは機能性を含めて信頼されるブランドなのです。
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