みなさんのなかには、「一人でカラオケに行こう」と決意している人たちもいるはずです。今の時代、一人焼肉やソロキャンプなど、「おひとりさま」でも楽しめるコンテンツが増えています。カラオケもまた「ヒトカラ」という遊び方の選択肢が生まれており、一人だからこその楽しみ方があるのです。
とはいえ、一人カラオケの初心者には注意しなければいけないことがあります。一人でいるからこそのリスクを弁えて遊ばないと、とんでもないトラブルに巻き込まれるおそれがあるのです。
この記事では、一人カラオケに初めていくときの注意点５選を紹介しています。また、「何時間がベストなのか？」という疑問についても考察しているので、ヒトカラに興味のある人たちは参考にしてみてください。
一人カラオケに初めていくときの注意点５選
さて、一人カラオケに初めていくときには、どのようなことに注意しなければいけないのでしょうか？
これに関しては、大きく５つの注意すべきことがあります。
注意１ 防犯ブザーを持っていく
第１に、一人でカラオケに行くときは防犯ブザーを持っていくことをおすすめします。
冷静に考えると、一人でカラオケしている最中に外から部屋に侵入された場合、助けを呼ぶ手段がありません。カラオケボックスは防音対策が実施されているので、室内にカメラが設置されていない限り、助けを呼んでも聞こえない危険性があります。
だからこそ、140dBレベルの防犯ブザーを持っていくことを忘れないようにしてください。
ポチップ
これは落雷が至近距離で発生したときと同じレベルの音量なので、カラオケボックスの外にいる人たちに気付いてもらえる可能性が高くなります。特に、女性は最低１個は持っていくことを推奨します。
注意２ 知り合いがいない店舗を利用する
第２に、知り合いがいない可能性の高い地域のカラオケ店を利用することを推奨します。
もちろん、一人カラオケは従来と比較にならないほど浸透したのは事実です。けれども、ヒトカラの最中に知り合いと鉢合わせると、多少の気まずさが生じることも否めません。
仲の良い相手ならまだしも、一人でいることに対して「友達がいない」と誤解して言いふらすような性格の悪い人に現場で会ってしまうと、後からいろいろと面倒ですよね。
だからこそ、普段は遊びに行かない店舗のほうが都合がよいと考えられます。特に、近年では、「ワンカラ」という一人カラオケの専門店もあるので、ヒトカラを安心して楽しみたい人は利用することをおすすめします。
注意３ 治安の悪い場所は避ける
第３に、一人でカラオケに行くときは治安の悪い場所は避けたほうがよいでしょう。
具体的には、繁華街など素行の悪い人が出入りしている地域のカラオケ店に行くと、絡まれてしまうおそれがあります。相手が一人であることに漬け込んで金銭を要求されたり、暴力を振るわれたりする可能性もあるので、くれぐれも注意してください。
加えて、酔っ払いが多い夜の時間帯も危険です。もし、可能であるならば、午前中から昼間の時間帯など、お酒を飲んでいる人が少ないと見込まれる安全なタイミングでヒトカラに行くことをおすすめします。そして、変な人に絡まれたときは問答無用で警察を呼び、迅速に対応してもらいましょう。
注意４ 料金体系が異なる店舗がある
第４に、一人カラオケ専用の料金を請求するカラオケ店もあるので注意してください。
実際、お店からしても一人にカラオケボックスを貸すよりも、複数人に利用してもらったほうが売り上げが増加します。そのため、ヒトカラの利用料金を引き上げないと、経営的にもネガティブな影響を受けるわけです。だからこそ、友達と行くよりも会計が高くなると考えておいたほうがよいでしょう。
けれども、カラオケ店まねきねこの「朝うた」プランでは、利用者が少ない時間帯を対象に一人でも料金が安くなるプランが提供されています。そのため、自分が来店予定のカラオケ店が用意しているプランを事前にチェックすることを推奨します。なお、「朝うた」の詳細は次の記事を読んでみてください。
注意５ 利用を断られる可能性がある
第５に、カラオケ店のなかには一人カラオケを断っている場所もあるので気を付けましょう。
先ほども述べたとおり、カラオケ店のビジネスは一人よりも複数人に部屋を貸したほうが効率的に収益を上げることができます。したがって、そもそも一人で利用すること自体をNGにしている店舗もあるわけです。
そうとは知らずに、お店に到着してから断られるのは時間と労力を無駄にすることになるので、店舗側にあらかじめヒトカラの可否を確認しておいたほうがよいでしょう。
一人カラオケは何時間がベストなのか？
なお、初めての一人カラオケでは、利用時間の目安を考えるのが大変ですよね。とはいえ、入店時には、利用時間を事前に伝えなければいけません。実際のところ、ヒトカラは何時間がベストなのでしょうか？
結論から言えば、初めての一人カラオケは２時間程度を目安にしておくことをおすすめします。実際、１曲を歌い終わるまでに５分がかかったとしても、休みを入れても２０曲程度は歌えます。けれども、友達と行くときと比べても圧倒的な曲数なので、ほとんどの人たちは疲れてしまうでしょう。
全ての時間を自分の思い通りにできるのが一人カラオケですが、その分だけ「歌いたい」という欲求が充足されていくスピードも速いのです。もちろん、なかには、歌うのが好きすぎていくらでも利用したいという人たちもいるでしょう。こればかりは個人差がありますから、自分の好みに応じて時間を調節してください。
また、時間を持て余してしまった人はカラオケ以外にも勉強や仕事で部屋を使うことも可能なので、PCや勉強道具を持っていくことをおすすめします。
ヒトカラを楽しもう！
一人カラオケは慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、ストレス発散にはちょうど良い趣味です。いくつか注意すべきことに留意しておけば、きっと楽しい時間になるでしょう。これを機会に是非、ヒトカラを習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
