帝京平成大学のここがすごいの歌詞全文｜気になる元ネタの原曲は？

大人気漫画ワンピースの主要キャラクターであるチョッパーやナミが帝京平成大学をノリノリのテンポで宣伝する音MADの「テイキョウ・ヘイセィ・ダイガク」がネットでバズっています。実際に、楽曲を聞いてみると、製作者のピムラタクヤ氏の類稀なるセンスに圧巻する人たちも多いでしょう。

おそらく、なかには、「歌詞をテキストで読みたい」という人たちや、元の楽曲に関する情報を知りたい人たちもいるはずです。

この記事では、帝京平成大学のここがすごいの歌詞全文を紹介したうえで、気になる元ネタについて紹介していきます。二次創作の領域を超えて話題性を生み出す音MADについて知りたい人の参考になれば幸いです。

帝京平成大学のここがすごいの歌詞全文

「テイキョウ・ヘイセィ・ダイガク」の歌詞全文は以下のとおりです。

大人気漫画ワンピースの有名シーンを大学進学の文脈に絶妙なバランスでリンクさせるセンスは最早、天才としか言いようがありません。帝京平成大学からすれば寝耳に水だったかもしれませんが、実際、YouTubeのコメント欄には、どんなCMを作るよりも一番宣伝効果があるという人もいるくらいです。

なお、本家・帝京平成大学が2023年度にファミリマート店内CMで流していると聴き比べても、そのインパクトは桁違いですよね。

https://www.youtube.com/watch?v=bKMlMrcb1Ec

無論、大学が広報として制作する以上、音MADのクリエイティビティとは畑違いなわけですが、”【音MAD】テイキョウ・ヘイセィ・ダイガク【帝京平成大学】”の存在を知るが故に、真面目なバージョンを聞くのも楽しくなってきます。

帝京平成大学のここがすごいの元ネタ原曲は？

さて、「帝京平成大学のここがすごい」で使用されている元ネタの原曲は何なのでしょうか？

結論から言えば、音源として使用されているのは、テレビアニメ『うる星やつら』エンディングテーマとしても使用されたMAISONdesさんの「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」です。

原曲自体が聞いていて癖になる天才的な創造性を発揮しているがゆえに、サビの「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」が「テイキョウ・ヘイセィ・ダイガク」のテンポとマッチして音MAD独特の中毒性を生み出しているのかもしれませんね。

著作権上の問題は起こり得る

なお、音MADには著作権侵害の問題が常について回るのも現実です。すなわち、権利者から許可を得ずに音MADが制作されている場合、訴えられたら負ける可能性が高いと言われています。

とはいえ、音MADの話題性は、原曲を広く認知させることにも繋がりますから、ウィンウィンの関係として放置されるケースも多いようです。

クリエイティブは既存の枠組みを超えていくなかで面白さを発揮する一方で、ルールとの兼ね合いがとても難しいのは悩ましい問題ですが、二次創作はサブカルチャーの得意とする領域でもあります。

本来ならば、権利者と良好なコミュニケーションを前提とした承認体制が必要なのかもしれませんが、「面白い！」で許されるバランスが保たれ続ける世界が維持されると、「音MAD」のちょっとアングラな文化も守られていくでしょう。