現代の技術を駆使して作られたAirPodsは、多くのユーザーにとって欠かせないアイテムとなっています。その高性能ぶりと便利さから、日常的に使用する方も多いでしょう。
しかし、一部のユーザーから「AirPodsを使っていないのに、なぜか充電が急激に減ってしまう」という声が上がることがあります。実際には使っていないのにバッテリーがすぐなくなるのは、どうしてなのでしょうか?
この記事では、Airpodsを使っていないのに充電が減る原因と対処法を解説しています。Airpodsを使っている人たちは参考にしてみてください。
Airpodsを使っていないのに充電が減る原因
さて、充電したはずのAirpodsをまったく使っていないのにもかかわらず、バッテリーが減るのはなぜなのでしょうか?
その理由は大きく3つあると考えられます。
原因1 バックグラウンドで接続されている
第1に、Airpodsのケースが空いているとバックグラウンドで接続が維持されることがあるため、使っていなくても充電が減ってしまいます。
AirPodsは、Bluetooth接続のデバイスとの間で常に接続を維持しようとします。これにも多少の電力を消費するため、バッテリーが消耗するわけです。
原因2 電池が劣化している
第2に、Airpodsの本体やケースに使われている電池が劣化していることが原因であると考えられます。
いうまでもなく、バッテリーは消耗品です。充電と放電を何度も繰り返しているうちに劣化が進み、充電の持ちが悪くなっていきます。充電の上限が約500回くらいが寿命ですので、それに近づいていると購入時よりも駆動時間が短くなり、使っていないのに減るスピードが早いと感じるでしょう。
なお、バッテリーの寿命について詳細を知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。
原因3 不完全な接触や汚れがある
第3に、AirPodsやケースの接触部分が汚れていると正常に充電できないので、バッテリーを使っていないのに減ったような感覚になる可能性があります。
日頃から手入れをしないと、Airpodsやケースの送電箇所に耳垢や埃がたまってしまうおそれがあります。不衛生なだけではなく、充電環境にもネガティブな影響を与えるリスクがあるので注意してください。
Airpodsを使っていないのに充電が減るときの対処法
それでは、Airpodsを使っていないのに充電が減るときは、どのように対処すればよいのでしょうか?
その方法は具体的に3つあると考えられます。
方法1 スマホのBluetooth接続を切る
はじめに、スマホとAirpodsの接続を解除するためにBluetoothの連携を解除しましょう。これによって、余計な電力を使わなくて済むでバッテリーが自然と減るリスクを緩和できると考えられます。
加えて、PCなどスマホ以外と自動でペアリングする可能性もあるので、関連機器と接続しないように、Bluetooth接続をオフにすることを推奨します。
方法2 バッテリーを交換する
続いて、Apple Storeや関連サービス会社でバッテリーを交換することをおすすめします。
バッテリーそれ自体が痛んでいる場合は交換する以外に充電が勝手に減ってしまう問題を解決するのは難しいと言わざるを得ません。Airpodsのバッテリー交換は原則として有料ですが、サポートプランに加入している場合は無料になるケースもあります。
Appleの公式サイトでバッテリー交換の見積もりが簡単にできるページがあるので、一度チェックしてみることをおすすめします。
方法3 定期的に清掃する
続いて、Airpodsとケースを定期的に清掃することで汚れが原因で起きる充電トラブルを回避できる可能性があります。
実のところ、Airpodsを清掃するのに適したは数多く販売されています。特に、おすすめなのはスティック状態のクリーナーです。メッシュに溜まった耳垢や埃も簡単に取れるので、清潔な環境を保ちたい人は是非とも購入してみてください。
また、アルコールシートで拭き取ることで雑菌の繁殖を防げるので、耳の病気にあるリスクを下げることも可能です。
バッテリーがすぐなくなるのは買い替えサインかも
バッテリーがすぐなくなってしまう場合、Airpodはもう限界に達している可能性が高いです。当然ながら、ワイヤレスイヤホンは消耗品ですから、充電しても想定駆動時間を大幅に下回るときはバッテリーの交換は少なくとも必要になるでしょう。
また、バッテリーではなく、Airpods本体やケースそれ自体が故障しているときは買い替えるしかないかもしれません。高価な商品なので、Apple Storeや関連事業者を通じて修理して使うのもよいですが、その費用があまりにも高いなら、新品を買ったほうがよいという判断も大切ですよね。
また、Airpodsよりも安くて性能もさほど変わらないワイヤレスイヤホンもあります。「Appleのブランドじゃないと嫌だ」というこだわりが特にないならば、別のメーカーが出している商品の購入を検討するのもよいでしょう。特に、防水対策が施されているものをおすすめします。
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