Airpodsからキュルキュルやキーキーと変な音が出る原因と対処法

みなさんのなかには、AirpodsないしAirpods proを使っているときに、「キュルキュル」や「キーキー」という異音が鳴って困っている人たちもいるはずです。高価な商品であるからこそ、買い替えを判断する前に変な音を取り除く対処法を試しておきたいですよね。

実際のところ、どうしてAirpodsから変な音が出るのでしょうか？

この記事では、Airpodsからキュルキュルやキーキーと変な音が出る原因と対処法を解説しています。「Airpodsが故障したのではないか？」と心配になった人たちは参考にしてみてください。

Airpodsからキュルキュルやキーキーと変な音が出る原因

さて、Airpodsから「キュルキュル」や「キーキー」という変な音が出るのは、なぜなのでしょうか？

その原因は大きく３つあると考えられます。

原因１ 汗や雨で水没した

第１に、大量の汗や雨でAirpodsが水没したことで変な音が出ている可能性があります。

実のところ、Airpodsは高価でありながら、防水機能は実装されていません。あくまでも、耐水機能に止まっています。そのため、ゲリラ豪雨や激しい運動での発汗で水分がメッシュ部分を通じて内部に入り込んだときに故障して、異音が発生するおそれがあるわけです。

Airpodsシリーズの防水環境について詳細を知りたい人はAppleの公式サイトをチェックしてください。

原因２ Bluetoothが干渉した

第２に、Airpodsと端末を繋ぐBluetoothに他の電子機器やWi-Fiの信号が干渉することで一時的な音の歪みや異音が生じることがあります。

通常、Bluetoothは2.4GHz帯を使用しており、同じ帯域の電波を発する機器があれば干渉するおそれがあります。例えば、Wi-Fiルーターは同じ帯域を使っているので、近くにいるとトラブルが起きやすくなるので注意してください。

原因３ バッテリーが劣化している

第３に、Airpods本体のバッテリーが劣化していることが原因であると推定されます。

いうまでもなく、バッテリーは消耗品ですから、充電回数が増えるに応じて磨耗していきます。その結果、Airpodsの音声変換能力も低下して、異音が出てしまうわけです。

Airpodsで使用されている電池はリチウムバッテリーで、最大充電回数は約500回程度と言われています。寿命が近づいていないかを一度、チェックしてみてください。なお、バッテリーの寿命について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

Airpodsから変な音が出るときの対処法

以上のことを踏まえて、AirpodsあるいはAirpods proから変な音が出るときは、具体的にどうすればよいのでしょうか？

その対処法は大きく３つあると考えられます。

方法１ リセットして再起動する

はじめに、Airpodsをリセットしてから再起動することで一時的なエラーが解消される可能性があります。

具体的には、次の手順でAirpodsをリセットできます。

なお、リセット方法について詳しく知りたい方は、Appleの公式サイトを確認してください。

方法２ 周辺機器のBluetoothをオフにする

続いて、AirpodsのBluetoothと干渉している可能性が高い周辺機器の接続をオフにしてください。

それによって、電波の帯域で干渉するのを防止できるため、異音が止まる可能性があります。とりわけ、2.4GHzの帯域を使用しているWi-Fiルーターは一時的にオフにしておくことを推奨します。

方法３ アップルストアに持っていく

最後に、変な音が出るAirpodsをアップルストアに持ち込んで、修理の手筈を整えましょう。

いうまでもなく、アップルストアでは、Airpodsの修理サービスを提供しています。もちろん、すべての製品に関する不具合が解消されるわけではありませんが、専門家のアドバイスを受けられるので、自分で闇雲に課題の解決を図ろうとするよりもスムーズになる可能性が高いでしょう。

また、ジーニアスバー以外にもオンラインでサポートを受けられる仕組みも整っているので、アップルの公式サイトにアクセスして、Airpodsの異音に関する相談を行うことをおすすめします。

専門業者に相談するのが一番良い

Airpodsからの異音がいつまでも解決しない場合は、専門業者に相談するのが最も効率の良いソリューションです。

Apple Store以外にも、Airpodを専門に修理サービスを提供している民間企業もあるので、自分の地域で調べてみましょう。場合によっては、Apple Storeよりも安く直してもらえる可能性があります。