女性の一人カラオケが危ない理由5選|過去の事件や安全に楽しむ方法も紹介

女性の一人カラオケが危ない理由5選|過去の事件や安全に楽しむ方法も紹介

カラオケ好きの女性ならば、一人でお店を利用するときもあるはずです。実際、他人の目を気にすることなく、思いっきり歌えるのでストレス発散には打ってつけですよね。みなさんのなかにも、仕事や学校で嫌なことがあったら、近所のカラオケに一人で行くのが日課という人たちもいると思います。

けれども、女性一人でカラオケルームを利用すると、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうおそれがあります。実際のところ、どのような危険が潜んでいるのでしょうか?

この記事では、女性の一人カラオケが危ない理由を解説しています。また、過去の事件や安全な利用方法も紹介しているので、一人カラオケが好きな人たちは参考にしてみてください。

目次

女性の一人カラオケが危ない理由5選

さて、女性の一人カラオケが危ないと言われるのは、どうしてなのでしょうか?

女性が一人でカラオケに行くのが危険な理由は大きく5つあると考えられます。

理由1 変質者が入ってくる

第1に、一人でいる女性を狙った変質者が部屋に入ってくる危険性があります

冷静に考えると、カラオケルームは密室性が高く、BGMが大音量で流れています。すなわち、万が一、相手に襲われたときにルームから「助けて」と大声で叫んでも、だれにも気づいてもらえないおそれがあるのです。

変質者はカラオケルームの脆弱性につけ込んで、一人でいる女の子を狙った性犯罪を働く危険性があると考えられます。もちろん、監視カメラが部屋に備えつけられている場合は、店員が助けてくれるかもしれません。しかし、お店の方針によっては部屋内にカメラを設置しない場所もあるので、必ずしも救われるとは言えないのです。

理由2 ナンパされたときに断れない

第2に、一人でいると強引にナンパされたときに断れないおそれがあります

特に、酔っ払っている人は下手な断り方をすると逆上するおそれがあるので注意しなければいけません。いうまでもなく、大抵のカラオケ店ではお酒が提供されています。もっと言えば、カラオケは二次会の定番で利用されているので、酔った勢いで無理に誘ってくる迷惑な輩もいるわけです。

また、ヤンキーのような威圧的なタイプに絡まれた場合、人によっては恐怖を感じて逆らえなくなってしまうリスクが高くなるかもしれません。一般的に男性のほうが女性よりも筋力があるので、暴力を振るわれたら抵抗できないおそれがあります。

友達と一緒に来ているならば、うまく協力して逃げられるかもしれませんが、一人でいるときは相手に追い詰められやすくなるので、くれぐれも気をつけなければいけません。

理由3 友達がいないと誤解される

第3に、知り合いに一人でカラオケに来ている場面を見られると、友達がいないと誤解される可能性があります

もちろん、近年では「一人焼肉」や「一人ファミレス」など、おひとりさまでも何でも楽しむ人たちがたくさんいます。むしろ、無理して他人と一緒に過ごすよりも自由で満足度が高いこともあるわけです。実際、みなさんのなかにも、一人で楽しむ習慣がある人たちもたくさんいるはずです。

けれども、「カラオケ=友達と一緒に遊ぶ場所」という意識が強い人たちからすれば、一人カラオケは一緒に遊ぶ人がいないからだという短絡的な結論に至るおそれがあります。なかには、学校で噂を流したり、個人的に偏見を持たれたりするかもしれないので、面倒ごとが嫌な人はなるべく同級生と出会わない時間帯や店舗を選ぶことを推奨します。

理由4 虚無感に襲われて落ち込む

第4に、一人カラオケを楽しんでいる途中で突如として虚無感に襲われて落ち込む場合があります

例えば、ストレス発散でヒトカラを楽しもうとしていたのにもかかわらず、歌っている間に「自分は一体、一人で何しているだろう」という孤独感に襲われる可能性があるのです。なかには、「このまま自分は一生、一人ぼっちなのかもしれない」という絶望感に陥ってしまうおそれもあるでしょう。

実際、気持ちがネガティブなときは一人でいるよりも、だれかに頼って励ましてもらうことも大切です。いわゆる、現実逃避としてカラオケに遊びに行っても問題は後回しになるので、真面目な人ほど後から病んでしまう危険性があるのです。

理由5 泥酔したら他人に迷惑をかける

第5に、泥酔したら他人に迷惑をかけるおそれがあるので注意しましょう

一人カラオケでいつもよりテンションが高くなって飲酒の量が増えた場合、酔っ払ってしまう可能性があります。少しくらいならまだしも、千鳥足になるような状態のまま一人でいると怪我をするかもしれません。

さらに、酔っている女性を標的とする変質者から狙われるリスクも高まるので、一人でいるときはアルコールの量を控えるように心がけてください。自分の身は自分で守ることを徹底しないといけません。

カラオケ店が犯罪現場となった過去の事件

なお、カラオケ店では、これまでどのような事件が起きているのでしょうか?

ここでは、世間から注目された3つの事件を紹介します。

事件1 現役消防士が少女に性的暴行を加える

最初に、2020年に埼玉県さいたま市で複数の現役消防士が女性に性的暴行を加えるという事件がカラオケで起きてします。加害者たちは準強制性行の罪で逮捕されましたが、最終的に不起訴処分となりました。

ニュースによれば、女性はアルコールを摂取している状態で襲われたとのことですが、一人でいるときに複数人の男性に絡まれたとすれば、もはや逃げようもなかったと言わざるを得ないでしょう。想像するだけでも恐ろしい事件です。

事件2 会社員が未成年を買春する現場に使った

次に、2022年に神奈川県横浜市のカラオケ店で女子高生に現金を渡して、みだらな行為をするという事件が起きています。加害者の50代会社員は児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されており、容疑を認めているとのことです。

実際、カラオケは高校生も出入りする遊び場のひとつです。けれども、未成年がいても不思議ではない場所だからこそ、部屋の密室性が高いことに悪用して買春という犯罪が横行しているのかもしれません。

事件3 会社員が店内で抱きついた

最後に、同じく2022年に京都府中京区で会社員が女性に抱きついたり、胸を触ったりした結果、在宅療養1カ月の急性ストレス障害を負わせた疑いで逮捕されています。

恐ろしいことに、加害者と被害者女性は仕事上の知り合いで、別の男性と3人で来店していたようです。警察には「何も言いたくありません」と話しているそうですが、別な男性が歌っている間に行為に及んでいることからも、極めて悪質であると言えるでしょう。

一人カラオケを安全に楽しむ方法

以上のような危険性を踏まえたうえで、一人カラオケを安全に楽しむには、具体的にどうすればよいのでしょうか?

ここでは、一人カラオケでトラブルに巻き込まれるリスクを低くするための対処法を紹介していきます。

方法1 鍵付きのカラオケルームを利用する

はじめに、鍵付きのカラオケルームを利用することをおすすめします。

通常、大手カラオケ店の各ルームには鍵は付いていません。先程の事件から考えても、複数人で利用できる場所に鍵が付けられてしまうと、犯罪に巻き込まれた被害者を救出できないので当然の措置であると言えるでしょう。

けれども、ワンカラなどの専門店では、一人でカラオケを楽しむことを想定して部屋が設計されているので、鍵が設置されているのです。そのため、他人が勝手に入ってくる心配はないので安心して一人で楽しめると言ってよいでしょう。

方法2 夜の時間帯を避ける

続いて、酔っ払いやヤンキーなど危ない人たちが集まりやすい夜の時間帯を避けましょう。

一概には言えませんが、酔っ払いやヤンキーがカラオケに多い時間帯は夜19時以降であると考えられます。特に、深夜0時以降は泥酔状態でまともな判断能力を持っていない人たちもたくさんいるので、一人でカラオケするには不適切であると言ってよいでしょう。

危ない人がいると想定されるタイミングをうまく外すことによって、変質者に絡まれる確率は下がるわけですから安全に楽しめるようになるはずです。

方法3 スマホで通報の準備をしておく

続いて、スマホで110番をすぐに押せるように準備しておくことを推奨します。

近年のスマホには、緊急通報機能で身の危険を感じたらすぐに110番できるサービスが実装されています。例えば、Android やiPhoneでは、電源ボタンを5回以上すばやく押すことで緊急通報機能を利用できるのです。

緊急通報機能
緊急通報機能

したがって、変質者が部屋に押し入ってきた場合は、躊躇することなく緊急通報で警察を呼びましょう。勇気がいるかもしれませんが、最悪の事態を避けるためには迅速に110番するしかありません。

方法4 防犯ブザーを持っていく

最後に、変質者に襲われたことを周囲に知らせるための防犯ブザーを常備することをおすすめします。

とりわけ、カラオケの室内は防音対策は施されているため、可能な限り音量の大きい製品を選択しないと意味がありません。カラオケ以外で使うときも選ぶなら140dBの防犯ブザーを購入しましょう。

これは落雷が至近距離で発生したときの音量と同じレベルの値なので、部屋の外にいる人たちに気付いてもらえる確率が高くなると言えます。無差別テロ的な犯罪が増えている世の中ですから、最低1個は持って歩いておいたほうがよいでしょう。

なお、護身用だったとしても、「催涙スプレー」や「スタンガン」を携帯するのは法律で禁じられているので、取り扱い方にはくれぐれも注意してください。

一人カラオケも一般化している

「一人でカラオケに行きたい」という人たちは決して少なくありません。実際、他人に歌声を聞かれるのは恥ずかしいけど、歌うのは好きという人たちはいますよね。その意味では、一人カラオケは既に一般化しているんです。

だからこそ、一人カラオケに特化したワンカラのような専門店があるわけです。防犯ブザーを持っていったり、監視カメラが部屋内に設置されている店舗を選んだりするなどの安全対策を講じれば、一人でも十分にカラオケを楽しめるはずです。

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