落ち込んだときに音楽は自分の心を癒してくれます。もっと言えば、心の傷みがあるからこそ、感じ取れる言葉と音楽の重みがあるはずです。とりわけ、年齢や性別を問わず、恋愛は好きな人と過ごす恍惚とした時間を生み出す一方で、突如として身体中の血液が凍りつくような苦しみのきっかけにもなります。
とはいえ、いざ、どうしようもない悲しみの中で音楽に頼りたいときがあっても、自分が求めるメロディと歌詞に出会えないときもありますよね。そこで、この記事では、心に響く歌詞フレーズをまとめました。みなさんの沈んだ心が少しでも浮かび上がってくるようになれば幸いです。
心に響く歌詞のフレーズまとめ１０選【恋愛で悩んでいる人向け】
それでは、恋愛で傷ついたときの心に響く歌詞のフレーズを紹介していきます。
その１ Novelbrightの「ツキミソウ」
第１に、Novelbrighさんの『ツキミソウ』から抜粋した歌詞フレーズです。
あなたを知らない世界の方が
Novelbrightの『ツキミソウ』より引用
ずっとマシだったと笑う
恋愛は人との間で生まれるものです。それが引き裂かれて消えていくのだから、心が痛くて堪らないのは自然なことです。悲しみを悲しみのままに受け止めて、涙を流す時間も必要です。
その２ スピッツの「楓」
第２に、スピッツさんの『楓』から抜粋した歌詞フレーズです。
他人と同じような幸せを信じていたのに
スピッツの『楓』より引用
真剣な恋だったからこそ、ありふれたの幸せな未来を思い描いていたはずですよね。
その３ 尾崎豊の「僕が僕であるために」
第３に、尾崎豊さんの『僕が僕であるために』から抜粋した歌詞フレーズです。
別れ際にもう一度
スピッツの『楓』より引用
君に確かめておきたいよ
こんなに愛していた
儚い恋だったかもしれないけれど、だれかを本気を愛せたことは奇跡なんです。それがどんな恋で、どんな相手だったとしても、あなたは人を愛することができたんです。
その４ Bank Bandの「to U」
第４に、Bank Bandの「to U」から抜粋した歌詞フレーズです。
悲しい昨日が 涙の向こうで
Bank Bandの「to U」より引用
いつか微笑みに変わったら 人を好きに
もっと好きになれるから 頑張らなくてもいいよ
焦ることはありません。時間は必要です。悲しみが優しさに変わるまで、ゆっくりと過ごしましょう。
その５ 柴崎コウの「かたちあるもの」
第５に、柴崎コウさんの『かたちあるもの』から抜粋した歌詞フレーズです。
失くす傷みを知ったあなたは ほかの愛を掴める
柴崎コウの『かたちあるもの』より引用
深い悲しみがなければわからない人の気持ちがあります。心臓よりも深い場所でゆっくりと、だれかをまた愛せる心がゆっくりと育っているはずです。
その６ エレファントカシマシの『悲しみの果て』
第６に、エレファントカシマシさんの『悲しみの果て』から抜粋した歌詞フレーズです。
悲しみの果ては
エレファントカシマシの『悲しみの果て』より引用
素晴らしい日々を
送っていこうぜ
悲しみが訪れたときには優しく受け止めてあげるべきです。でも、悲しみに向かっていくことはありません。暗闇に慣れると光が怖くなるけれども、幸せが訪れようとしたときに拒んではいけません。
その７ 竹原ピストルの「Forever Young」
第７に、竹原ピストルさんの「Forever Young」から抜粋した歌詞フレーズです。
Forever Young
竹原ピストルの「Forever Young」より引用
あの頃の君にあって
Forever Young
今の君にないものなんてないさ
もう新しい恋なんてできないと思うかもしれません。もう傷つくなんて耐えられないかもしれません。けれども、あなたの中には人を愛する心が残っています。新しい出会いによって、それはまた芽吹いていくはずです。
その８ SUPER BEAVERの『ひたむき』
第８に、SUPER BEAVERさんの『ひたむき』より抜粋した歌詞フレーズです。
いつだって今日が人生のピーク 超えていけ
SUPER BEAVERの『ひとりで生きていたならば』より引用
踏み出す人の 真ん中にある 決意は未来だ
傷ついて、悩んで、どうしようもないくらい落ち込んだ後は、「今ここから」と決意する。決して簡単ではないけれど、何度も潰れそうになるけれども、「前を向こう」とする意志の中に必ず道は拓けていくはずです。
その９ KOKIAの「ありがとう…」
第９に、KOKIAさんの『ありがとう…』から抜粋した歌詞フレーズです。
もしも もう一度あなたに会えるなら
たった一言伝えたい ありがとう ありがとう
新しい恋から幸せな日々が始まれば、過去の思い出に感謝できる未来が訪れるはずです。
その１０ 中島みゆきさんの「時代」
第１０に、中島みゆきさんの『時代』から抜粋した歌詞フレーズです。
そんな時代もあったねと
槇原敬之の「僕が一番欲しかったもの」より抜粋
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
悲哀を乗り超えて生き抜いた先には笑顔で話せるときがきます。そのとき、悲哀は慈愛に転じて、あなたらしい人生が花咲くはずです。
音楽はあなたのためにある
この世には筆舌に尽くせぬ苦しみが豪雨のように降り注ぐ場面があります。いつ止むのかなんて想像もできないほどの絶望を味わったとき、生きている意味を見失ってしまうこともあるでしょう。けれども、あまりにも深い悲しみの先を生きた人でなければ、感じ取れない人の闇があるはずです。
もちろん、他人のために苦しみを乗り越えろとは言いません。そんな資格はだれにもありません。しかし、悲哀を創造の源泉に据えたときに、あなたにしかできないことが見つかるはずです。アーティストのなかには、葛藤の末に生きる希望を自らに見出しながら、音楽に魂魄を留めて表現する人間がいます。
彼らの声はあなたの味方です。もしかしたら、心に刺さらない人もいるかもしれませんが、諦めずにあなたの心に響く歌詞を音楽を探してみてください。必ずどこかにあるはずです。音楽はあなたのためにあります。
