韓国アイドルは今や日本、そして世界中から愛される存在です。みなさんのなかにも、BTSなどの韓国アイドルが大好きな人たちもいるはずです。しかしながら、彼らは想像を絶するストイックな環境で働いているのも事実です。とはいえ、ステージ上で命を落とすようなケースはあるのでしょうか?
この記事では、「ステージ上で亡くなった韓国アイドルはいるのか?」という疑問について考察しています。また、若くして亡くなった韓国アイドルの一覧も紹介しているので、芸能界について興味のある人たちは参考にしてみてください。
ステージ上で亡くなった韓国アイドルはいる?
さて、ステージ上で亡くなった韓国アイドルはいるのでしょうか?
結論から言えば、韓国でステージ上で亡くなったアイドルはいません。
けれども、韓国アイドルは多忙なスケジュールと厳しい競争環境から精神的に病んでしまうことも珍しくありません。芸能界は勤続年数が増えれば増えるほど、不安定になりやすい性質を持っています。
その結果、自ら命を絶ってしまう人たちも少なくありません。
アイドルが倒れる動画が出回った
今から10年以上も前に韓国アイドルがライブ中に倒れる動画がソーシャルメディアで拡散されたことがあります。メンバーが倒れているのにもかかわらず、ライブが継続される様子があまりにも異常で世界中に映像が出回ったのです。今でもネット上に残っています。
具体的には、「See Ya」というアイドルのキム・ヨンジがコンサート中にステージ上で失神しました。命に別状はなく、応急措置と検査を受けて後に帰宅しています。
「韓国アイドルがステージ上でなくなる」という事情に興味を持つ人たちがいたのは、この動画がきっかけになっている可能性が高いと考えられます。
若くして亡くなった韓国アイドル一覧
なお、若くして亡くなった韓国アイドルの方たちは次のとおりです。
若くして亡くなった韓国アイドル一覧
- ジョンヒョン (SHINee) – 2017年に27歳で亡くなりました。
- ソルリ (f(x)) – 2019年に25歳で亡くなりました。
- ク・ハラ (Kara) – 2019年に28歳で亡くなりました。
- ソ・ミヌ (100%) – 2018年に33歳で亡くなりました。
- キム・ドンユン (Spectrum) – 2018年に20歳で亡くなりました。
- ウンビ、リセ (Ladies’ Code) – ウンビは2014年に21歳で、リセは同年23歳で亡くなりました。
- ミヌ (Boyfriend) – 2018年に33歳で亡くなりました。
- ヨハン (TST) – 2020年に28歳で亡くなりました。
- アン・ソジン – 2015年に22歳で亡くなりました。
- ムンビン (ASTRO) – 2023年に25歳で亡くなりました。
- ユニ – 2007年に25歳で亡くなりました。
- ソン・インギュ (A’st1) – 2013年に24歳で亡くなりました。
- キム・ミンス (Monday Kiz) – 2008年に23歳で亡くなりました。
- パク・ボラム – 2024年に30歳で亡くなりました。
まだまだこれからの活躍が期待されていた人物がほとんどですから、訃報を知って悲しみに苛まれた人たちがたくさんいたと考えられます。けれども、それ以上に辛かったのは本人だったのでしょう。
私たちがメディアを通じてみるアイドルたちの姿は美しいものばかりです。しかし、現実は決して華やかなものではありません。身も心もギリギリになるまで働きながらも、聴衆から厳しい目線を向けられ続ける毎日の中で幸せを感じているかどうかはわからないのです。
強いストレスで命を落とす人たちがいる
韓国にかかわらず、芸能界の競争は極めて激しいことは言うまでもありません。悲しいかな、自分より美しい人たちはいくらでもいる環境のなかで、地元ではアイドルだった人が劣等感を抱くことも珍しいことではないのです。すなわち、比べる対象が変わることで永遠と満たされない気持ちに支配されるのです。
なかには、それがきっかけでストレスを感じて、自ら命を絶ってしまう芸能人も数多く存在します。ステージ上の事故で命を落とす人こそいないけれども、芸能界という特殊な世界でボロボロになることはあります。厳しい業界です。
だからこそ、他人と比べて一喜一憂するのではなく、自らの軸をしっかり持たないと幸福感を維持しながら、活躍し続けるのは難しいのかもしれません。
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